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【ギャッラルホルン】 ぎゃっらるほるん | |
分類:北欧神話 | |
Gjallarhorn。叫びの角笛の意味を持つこの角笛はヘイムダッルの持ち物である。元々は無限の知識を携えし巨人「ミーミル(Mimir/水を齎す者)」の角杯だった者を、オージンがミーミルを殺害した折りに角笛に作り変えたと言われています。 ギャッラルホルンはラグナロクが訪れる時にヘイムダッルによって鳴り響かされ、終末の時を全土に報せる為に使用されます。 |
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関連用語: | ≪オージン≫≪ヘイムダッル≫≪ラグナロク≫ |
【共析鋼】 きょうせきこう | |
分類:材料 | |
eutectoid steel。Fe-C系の鋼の状態において、炭素重量含有率が0.765%Cの鋼。オーステナイト領域から緩やかに冷却した時、オーステナイト→パーライトの順で変態を起こす(共析反応)。 | |
関連用語: | ≪亜共析鋼≫≪オーステナイト≫≪過共析鋼≫≪共析反応≫≪パーライト≫ |
【共析反応】 きょうせきはんのう | |
分類:材料 | |
単一の固溶体から二つの固溶体を析出する反応。Fe-C系の鋼の場合、炭素含有量0.765%C、温度727℃で起こる。尚、オーステナイトはγ鉄単体で、パーライトはα鉄(フェライト)とFe3C(セメンタイト)の二重固溶体である。 | |
関連用語: | ≪オーステナイト≫≪セメンタイト≫≪パーライト≫≪フェライト≫ |
【凝着摩耗】 ぎょうちゃくまもう | |
分類:摩擦学 | |
Adhesive wear。摩擦学における摩耗形態の一つ。物体のニ面間の接触面(真実接触面)において凝着が生じた時、二面間の接線方向に相対移動が起こると、片方の面の凝着部分の付近で剪断による破断が生じ、他面に移着する。これが繰り返されると、移着物の成長によって、最終的には接触面から排出され、摩耗粉となって摩耗して行く。この摩耗を凝着摩耗と呼ぶ。接着摩耗とも呼ばれる。 | |
関連用語: | ≪アブレシブ摩耗≫≪表面疲れ≫≪腐食摩耗≫ |
【麒麟】 きりん | |
分類:中国神話 | |
玄武、朱雀、青龍、白虎の中に、黄龍を追い出し入り込んだ瑞獣。麒麟を含めた五匹の聖獣を「五霊」とも呼ぶ。五行思想におけるその性は、火に生じ、土に遊ぶ。麒麟は、全ての毛属(毛を持つ動物)の長に位置する。だがやはり、個人的には黄龍が五行の一に居てくれる方が嬉しい。 麒麟は龍と牛の混血の子と言われ、その姿は龍の鱗と頭を持つ四足の獣として描かれ、先端に丸みを帯びた角を一本持ち、四足には牛の蹄を持つ。炎のような翼が生えた姿で描かれる事もある。 彼は鳳凰と同様に極めて徳の高い幻獣で、生きた虫も殺さなければ、生きた草も踏まない。 ある文献によれば麒麟の鳴き声は音楽の音階に一致し、歩いた跡は正確に円となり、曲がる時にも定規で測ったように直角に曲がると言う。 余談ではあるが、鳳凰同様その名は雄と雌の同一幻獣を示し、雄を「麒」雌を「麟」とするとの説もある。また、「老いた麒麟は駄馬にも劣る」との有名な言葉もあるからチェックしておくように。 |
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関連用語: | ≪玄武≫≪黄龍≫≪朱雀≫≪青龍≫≪白虎≫≪鳳凰≫ |
【キルド鋼】 きるどこう | |
分類:材料 | |
![]() リムド鋼に比べて全体に満遍なく炭素などの不純物を分散させる事ができる為、機械的性質の面で優れている。反面で、対流現象による気泡の攪拌が行われず、精製された鋼は内部に大きな気孔を持つ事になる為、その気孔部分を廃棄する事になり、結果としてお値段が張ります。 |
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関連用語: | ≪リムド鋼≫≪リミング・アクション≫ |
【ギンヌンガガプ】 ぎんぬんががぷ | |
分類:北欧神話 | |
Ginnungagap。北欧神話の創世に在りし混沌の塊。世界の始まりは、海も山も無く、時と決める月と日さえなく、ただ『奈落』であるギンヌンガガプだけが世界を満たしていたとされる。 しかしある時、ギンヌンガガプの北に氷の国「ニヴルヘイム(Niflheim/霧の国)」が、南には炎の国「ムスペッルスヘイム(Muspellsheim/終わりを齎す炎の国)」が生まれた。この時、ニヴルヘイムから生まれた霜がムスペッルスヘイムの炎に融かされ一粒の雫となり、源初の巨人「イミル(Ymir/両性具有者)」が誕生し、次なる雫からは巨大な牡牛「アウズフムラ(Audhumula/肥沃なる黎明)」が誕生した。 この二つの生命の誕生の後、ニヴルヘイムから神々の始原でもある「ブーリ(Buri/食料庫)」が誕生し、彼は巨人族の娘との間に息子「ボル(Borr/船倉)」を儲けた。更にこのボルが北欧神話の主神オージンと、その次男「ヴィリ(Vili/歓喜)」、三男「ヴェーイ(Vei/悲嘆)」を儲けた。 少々話がギンヌンガガプから離れてしまいましたが、オージン三兄弟はイミルと屠殺し、その屍骸から大地や雲、空や樹木、果てにはドワーフなどを作り出しました。この時流れたイミルの血がギンヌンガガプに貯まり海となり、この時を持って、ギンヌンガガプはなくなってしまいました。 |
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関連用語: | ≪オージン≫ |