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【ベイナイト】 べいないと | |
分類:材料 | |
bainite。中間段階組織とも呼ばれる。Fe-C系の炭素鋼オーステナイトを、温度を540[℃]以下で低温に保った状態で放置しておく(恒温変態させる)と、フェライトとセメンタイトの混合組織でありながら、パーライトでは無く別のベイナイトと言う細長く細片状の(もしくは羽毛状の)組織が現れる。このフェライトとセメンタイトの混合組織をベイナイトと呼ぶ。これは、低温域では拡散力が遅く、また変態駆動力が非常に高いので、炭素原子が板状セメンタイト形勢に必要な距離だけ拡散する時間が無い為である。ベイナイトは非常に高い強度と靭性を持つ。 | |
関連用語: | ≪オーステナイト≫≪セメンタイト≫≪パーライト≫≪フェライト≫≪マルテンサイト≫≪レデブライト≫ |
【ヘイムダッル】 へいむだっる | |
分類:北欧神話 | |
Heimdallr。その名には白き神(古ノルド語では世界を照らす輝き)の名を頂く神々の中で最も美しいとされる男性神で、その歯は黄金で出来ており、背が高く、賢く、力強く、草木が育つ音を聞き分け、夜であろうと遥か遠く(一説には700km]とも言われる)を見渡し、未来を見通す事さえできたと言われています。その類稀なる能力を買われ、ミズガルズとアスガルズを結ぶ虹の掛け橋「ビフロストの袂に「ヒミンビョルグ(Himinbjorg/天の守り)」と言う館を建て、下界を見張る役を任されると共に、ギャッラルホルンを使ってラグナロクの到来を報せる大役さえも任されています。また、彼は戦士としての面も少なからず持っているようで、剣を携え「グッルトップ(Gulltoppr/黄金の頂)」に駆りて駆け抜ける姿もみられたようです。 ヘイムダッルは、ロキがフレイヤから「ブリーシンガメン(Brisingamen/炎の首飾り)」を盗み取ろうとした際にそれを見咎め、ロキを執拗に追い立てます。最終的にはブリーシンガメンを取り戻す事に成功はしたのですが、この二人の勝負の結末はラグナロクまで持ち越され、そして――相討ちになる、と予言されている。 他にも「人間に階級制度を与えた」と言うエピソードがあったと言う事だけを特筆しつつ、彼の紹介を終了いたします。 |
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関連用語: | ≪ギャッラルホルン≫≪ビフロスト≫≪フレイヤ≫≪ラグナロク≫≪ロキ≫ |
【ペクレ数】 ぺくれすう | |
分類:流体力学 | |
流体力学において現れる無次元量で、レイノルズ数とプラントル数の積の形で表わされる。 | |
関連用語: | ≪グラスホフ数≫≪スタントン数≫≪ヌッセルト数≫≪プラントル数≫≪レイノルズ数≫ |
【ヘル】 へる | |
分類:北欧神話 | |
Hel。霜で覆い尽くす者の意味がある名を持つこの神は、ロキとアングルボザ(Angrboza/哀しみを告げる者)の間に産まれた女巨人である。 ヘルは神々によってアースガルズ(Asgarzr/神の囲いの国)から追放され、死者の国「ニヴルヘイム(Nifl Heim/冥府の国)」の王となった。 彼女は半身が青黒く半身が肉の色をすると言う腐り掛けの死体にも似た恐ろしい姿をしているが、性格は決して残酷ではなかった。三兄弟の他の二人(二匹?)とも違い、特に復讐などは考えていなかったようだ。 |
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関連用語: | ≪フェンリル≫≪ヨルムンガンド≫≪ロキ≫ |
【ベルセルク】 べるせるく | |
分類:北欧神話 | |
Berserkr。熊の肌着を着た者の意味があり、英語の「Berserker(凶暴な人、狂戦士)」の語源となった事で有名。 オージンの加護を受けた戦士達をベルセルクや「ウールフヘジン(Ulfhedinn/狼の毛皮を着た者)」と呼ぶ。彼らはオージンの魔法によって忘我状態になり、熊や狼などの獰猛さで敵を殺戮して回った。この状態にある戦死達は、皮膚が硬質化したのかそれともオージンの魔法の加護か、鎧が無くとも敵の剣や槍から傷を負う事無く見を守り通すらしい。 一般的な認識としては、ベルセルクとなった戦士達に敵味方の区別無く、他に動く者が居なくなるまで暴れ回る手に負えない状態の戦士であろうが、オージンの加護を受ける、と言われている以上、確かに精神的に異常な昂ぶりはあるだろうが、そこまでは酷くないのでは無いだろうか?と文責者は考えております(参考資料が無いので、飽く迄も筆者の独断ですが……)。 |
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関連用語: | ≪オージン≫ |
【偏差】 へんさ |
分類:制御工学 |
制御の結果得られた出力値と目標値との差。これを如何にして早く小さくするかが、制御工学の最大の課題となる。 |