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【外積】 がいせき
分類:数学
外積
 Cross productベクトル積とも呼ばれる。正規直行ベクトルi, j, kを基底とする座標系上に、ある二つのベクトル
   a=(ax, ay, az)
   b=(bx, by, bz)
 がある。この二つのベクトルの外積は
  ca×b
   =(aybz−azby, azbx-axbz, axby-aybx)
 として表わされる。
 この時、|c|=|a||b|sinθabを二辺とする平行四辺形の面積)であり、その向きはabに垂直で且つ、aからbへ劣角θを通じて右ネジの進行方向と同じである(右図1参照)。
 従って、積の順序を交換すると、cの方向が逆になり、
  a×b=−(b×a)  (右図2参照)
となる。
関連用語: 内積

【過共析鋼】 かきょうせきこう
分類:材料
 Hyper-eutectoid steelFe-C系の鋼の状態において、炭素重量含有率が0.765%C以上の鋼。オーステナイト領域から緩やかに冷却した時、オーステナイト→(オーステナイト + セメンタイト)→パーライトの順で変態を起こす。
関連用語: 亜共析鋼≫≪オーステナイト≫≪共析鋼≫≪セメンタイト≫≪パーライト

【ガルドル】 がるどる
分類:北欧神話
 galdr。意味は呪歌だとか魔力を秘めた歌
 オージンが「ヨトゥンヘイム(Jotunnheim巨人の国)」を訪れた際に、巨人の賢王「ヴァフスルーズニル(Vafsrudnir強さを隠したる者)」と命懸けの知恵較べをし、見事に勝ち取った物。実際にこのガルドルが何なのか(歌った場合に何が起こるのか、歌の中で何を語っているのか、そもそも本当に「歌」なのか)は不明。文責者的には、歌うと催眠効果があるとか、そんなRPG的な代物である事を期待しているが、恐らくは太古の知識の秘密などが語り継がれる伝承歌では無いか?と推測する(それを断ずる資料が無いので、オーディンが欲しそうな物を考えた結果の推量だが……)。
関連用語: オージン

【ガルム】 がるむ
分類:北欧神話
 Garum。その名には境壁なる者の意味がある。
 「ニヴルヘイム(Niflheimr冥府)」にある深く長い谷の果てに「ギョッル(Gjoll叫び)」と呼ばれる河と橋があり、それを越えて行けば冥府の門がある。そこを守るのが、死者の血で胸元を赤く染める番犬ガルムだ。
 ガルムはラグナロクの際、巨人スルトに手引かれて、死者の群れを率いてアースガルズへと襲い掛かって来ます。
関連用語: アースガルズ≫≪スルト≫≪ラグナロク


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