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【双極子】 そうきょくし | |
分類:電磁気学 | |
大きさの等しい正、負の極が小さな距離を隔てて対立している物の事。 ※磁気〜 磁気モーメントを持つ小物体を差す。小磁石、環状電流、電子、陽子、中性子などの素粒子、原子核、原子核、分子などの多くが磁気双極子と考えられている。 |
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関連用語: | ≪磁気モーメント≫ |
【双極モーメント】 そうきょくもーめんと | |
分類:電磁気学 | |
双極子の両極の強さと距離の積。その方向ベクトルは負極から正極への方向が正。双極能率とも呼ぶ。 | |
関連用語: | ≪双極子≫ |
【層流】 そうりゅう |
分類:流体力学 |
Laminar flow。細い円管内の流れの状態を表わす言葉で、管内流が壁面から線形に変化して、容易に計算出来得る状態の事。 |
【ソール】 そーる | |
分類:北欧神話 | |
Sorr。北欧の雷神で、その名には雷の意味がある。トール(Torr)、ドナール(Donar)、ドナー(Donner)とも呼ばれる。また、彼は雷神としてだけでは無く、冠婚葬祭の清めの任も行なっていた(詳細はミョッルニルを参照)。オージンより以前に神を勤めるが、ヴァイキングの侵略によって戦士達の権力が強くなると、その座を奪われてしまう――そのせいかどうかは不明だが、ソールとオージンは大層仲が悪かったようです――。主神を勤めていた時の名残がアーサソール(Asasorr)の名で、これはソールの名に「神」を意味するアース(Ass)の接頭語を付けた名である(アースを冠する神は、ソールただ一人である)。性格は直情的な戦士気質で、怒りっぽくがさつだが、自他に対して正直で人(?)の良い神でした。ただ、頭は少し弱いらしくオージン、ロキやウートガルザ=ロキに手玉にとられる事もしばしばでした。 彼の装備品はミョッルニルと鉄の手袋、それに「メギンギョルズ(Megingjorz/力帯)」と呼ばれる締めるだけで力を倍する帯でした。 付き従えるはシャールヴィとロスクヴァの人間の召使兄妹。また、主神オージンと同じく常に傍らに動物を従えていて、それがスレイプニルにも匹敵する天馬グッルファクシであり、屠殺されてソ−ルに喰われても骨を集めてミョッルニルで清めればまた生き返ると言う無節操な牡山羊「タングニョースト(Tanngnjostr/歯軋りする物)」「タングリースニル(Tanngrisnir/歯の生えた食蓄の仔)」であった。 彼の豪腕を語るには、一つ好例があるのでそれを挙げよう。 彼はとある事情で巨人ヒミル(Hymir/大海老)の下へと赴いた。ヒミルに大鍋を借りに行ったのだが、ヒミルは「自分よりも弱いヤツに貸し与える鍋など無い」とつっけんどん。怒ったソールは「ならば俺の強さを見せ付けてやる」と、チャンスを待つ為ヒミルの家に泊まり込む。ある日ヒミルが漁に出掛ける時、ソールもそれに同行を申し出た。ヒミルはソールを馬鹿にしたが、実際ヒミルは大した者。二匹の鯨を一度に釣り上げる剛力だった。だが、それに負けないのがソールの豪腕。彼はヒミルが止めるのも聞かずに世界蛇の寝床へ向かい、ヨルムンガンドを釣り上げようとしました。ヨルムンガンドが針に掛かるとその頭をミョッルニルで砕こうとしましたが、沈み掛ける船に半狂乱となったヒミルが釣り糸を切ってしまった為に、それも結局叶いませんでした。 その後、浸水した船を鯨を積んだまま運んだり、蜜酒を満たした大鍋(神々全員をまかなえるだけの分量の酒が入った大鍋だから、メガトン級の重さじゃ足りないくらい桁違いな程の重さだったでしょう)を運んで行ったりと、その豪腕を存分に振るいました。 |
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関連用語: | ≪ウートガルザ=ロキ≫≪オージン≫≪グッルファクシ≫≪シヴ≫≪シャールヴィ≫≪スレイプニル≫≪マグニ≫≪ミョッルニル≫≪ヨルムンガンド≫≪ロキ≫≪ロスクヴァ≫ |