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【イタクァ】 いたくぁ
分類:クトゥルフ神話
 Ithaqua The Wendigo。クトゥルフの『旧支配者』の一柱で、極地や極寒の地に出現する。燃えるような瞳と山をも越える巨体を持ち、常に纏わり付く吹雪や霙のせいで足は殆ど見えない(崩れていて存在しない、とも言われる)。イタクァの姿を見た物は、数日の後に不可解な死を迎えたり、『ウェンディゴ』にされる(後述)とされる。
 元々はインディアンの伝説に登場する悪霊がクトゥルフ神話の中に取り入れられた存在であり、二つ名である『ウェンディゴ』は、北米インディアンに伝わる怪物の名で、冷気に対して異常な耐性を持ち、常に人肉を欲する怪物の事(イタクァによって捕らえられた不運な人間の末路であるともされる)。

【伊邪那岐神】 いざなぎのかみ
分類:日本神話
 日本創生神話に登場する神。日本最古の神・天譲日天狭霧国禅月国狭霧尊あめゆずるひあめのさぎりくにゆずるつきのくにのさぎりのみことが誕生した後に五柱の神である別天神ことあまつかみが生まれ、次いで生まれた神世七代の最後に生まれた夫婦神の夫。
 妻の伊邪那美神と共に国作り子作りに励み、死んだ妻を死後の国にまで追って行った愛妻家。偉い神様。でも、「妹」である伊邪那美を娶った近親相姦者でもある。キリスト教の世界ではきっと悪神扱いだろう。
 伊邪那美神の死後、その後を追って黄泉の国へと渡られたが、妻の醜い姿に恐れをなして逃げ帰ったと言う。その黄泉帰りの後に行なった禊祓みそぎはらえの儀式(要するに水の清らかさで冥府の穢れを落とそう、と言う物。我々が神社で行なう手水ちょうずも、これに由縁する行為と言える)にて二十六もの神を生み落とした。その中でも左の眼を洗った時に生まれたのが天照大御神、右の眼を洗った時に生まれたのが月読神、鼻を洗った時に生まれたのが建速素盞鳴尊神であり、この三神は特に三貴神と呼ばれて伊邪那岐・伊邪那美の夫婦神の次代を担う重要な神である。
 尚、別天神と神世七代、禊祓の儀で生まれた神の名は全て伝わっているが、ここでは割愛させて頂きました。御要望が募るようであれば、いずれ紹介したいですね。
関連用語: 天照大御神≫≪伊邪那美神≫≪建速素盞鳴尊神≫≪月読神

【伊邪那美神】 いざなみのかみ
分類:日本神話
 日本創生神話に登場する神。日本最古の神・天譲日天狭霧国禅月国狭霧尊あめゆずるひあめのさぎりくにゆずるつきのくにのさぎりのみことが誕生した後に五柱の神である別天神ことあまつかみが生まれ、次いで生まれた神世七代の最後に生まれた夫婦神の妻。
 夫の伊邪那岐神と共に国作り・子作りに励み、最期に生んだ火具土神かぐつちのかみ陰茎ほとを焼かれて死んだ。
関連用語: 伊邪那岐神

【一次エネルギー】 いちじえねるぎー
分類:熱力学
 PRIMARY ENERGY。石油・石炭・天然ガス・ウラン・水力・太陽・風量・地熱など、自然界に存在して採取できる、そのままの未加工状態のエネルギー。
関連用語: 二次エネルギー


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