最初に

Pitch carとは?

Pitch carとは,フランスのボードゲームメーカーFERTI GAEES様から発売されたボードゲームで,ジャンル的には所謂「オハジキゲーム」に分類されます.
コース作成者が作った道の上を,プレイヤーは自分の駒を走らせ(弾いて)周回し,先に3周したプレイヤーから1着,2着……と着順を競う,と言う基本的には極めシンプルなゲームです.
コースサンプル

コース構成要素

コースを構成する要素はいくつかあります.コース作成者はこれらの要素を組み合わせて様々なコースを好き勝手に作れます.

@<道>

道
道です.直線,曲線,細い道など,様々な道があり,基本的に駒はこの道の上を走ります.
道には上図のような基本的な道以外にもいくつか特殊な道があるので紹介しておきましょう.
■交差点
交差点です.左右に緩い坂道を作り,白板の上を通るコースの下に低い通り道が貫いています.
交差点

下は交差点を斜め及び真横から見た図です.
交差点:斜視@ 交差点:斜視A 交差点:斜視B
■陸橋
陸橋です.交差点よりも高い位置を道が走り,立体的なコース作成が可能になります.
陸橋

下は陸橋を斜め及び真横から見た図です.茶色の繋ぎと発泡スチロールで構成されています.
陸橋:斜視@ 陸橋:斜視A
■ジャンプ台
ジャンプ台です.これを使う事で,空中を自由に飛び回るコースを作る事が出来るようになります.
ジャンプ台

下はジャンプ台を斜め及び真横から見た図です.
ジャンプ台:斜視@ ジャンプ台:斜視A
まぁ殆どの場合,ジャンプ台には交差点の緩い坂道や,陸橋の急勾配の坂道を使うんですけどね!!クラスのみんなには秘密だよ!!

A<ガードレール>

道の溝に嵌め込み駒のコースアウトを防いでくれる正義の味方です.但し,それは「正しく使えば」ですが…….
ガードレール

下は「正しく」使った場合の例です.駒がスムースに曲がれるようにきちんと駒を "ガード" してくれています.
ガードレール:正しい使い方 ガードレール:正しい使い方
下は「悪意を持って」使った場合の例です.駒がガードレースにぶつかる事で駒を滑落させるために設置されています.
ガードレール:悪意ある使い方

B<駒>

これが無いと始まらない.12色ある駒から好きな駒を選んで自分の駒とし,これを指で弾いてコースを周回します.(新色4色を追加して8色→12色になりました(2021/03/21更新)
また,基本パックに8色入っているのですが,私は基本パックを2セット持っているので,同色であれば20個の駒があります.
尚,諸事情により青駒は基本的に欠番扱いとします(足りなくなった場合のみ使用可).
駒

C<木材>

木材です.多分ホームセンターに売ってたんちゃうかなぁ?
木材

D<ブックエンド>

ブックエンドです.「本立て」と呼ばれる事もあります.多分文房具屋に売ってたんちゃうかなぁ?
ブックエンド

E<その他>

その他,目に付いたモノを利用する事があります.これが環境利用闘法である.

Pitch carの基本は分かってもらえたでしょうか?分かっても分からくても次に行きましょうね.

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