DCVスペクタクルズ』  でぃーしーぶいすぺくたくるず
 直視認式眼鏡(Direct Conect Vision Spectacles)。通常の眼鏡のように光の屈折を利用した物ではなく、水晶板レンズが映した画像を使用者の脳波に同調させる事で直接読み取って貰おうと言う機構の眼鏡。相羽の場合、さらにそれに望遠性能も加味させた特注品を使用。

M/D技術』  えむでぃーぎじゅつ
 離散質化/連続質化技術(Materialize/Degitalize Technology)。超科学の象徴とも称される技術の一つ。連続質アナログ物質の離散質デジタル情報化。及び、離散質デジタル情報の 連続質アナログ物質化。より厳密に突き詰めると、それは「物体の運動を原子単位レベルまで解析して、その素材から位置関係、果てには運動状況を完璧に数式処理して『その物体が何であるか?』の情報データを解析」する事と「力学的熱量エネルギーを術式処理する事で離散質デジタル変換して蓄える」事で離散質化デジタライズ、その逆操作をする事で連続質化マテリアライズと言う現象を引き起こす。
 因みに、霊質を蓄える物(要するに生命)を離散質化する事や、データから連続質化する事は出来ない。

PF holder  さいふぉーすほるだー
 Psy Forceを有する者達の総称。

Psy Force  さいふぉーす
 いわゆる超能力。現在この力は、大きく三つに大別される。
 一つ目が超身体能力。例えば100[m]を5[sec]で走破するとか、鋼の砲丸を握り潰すとか、そう言った「人の肉体能力の限界を超えた能力」の事。第一種超能力とも言う。
 二つ目が超常能力。例えば水分子の運動を加速してやる事で温度を上げてやるとか、空気の流れを操作するとか、「常識外の力を作用させる事で物理現象を操作する能力」の事。第二種超能力とも言う。
 三つ目が超物理能力。例えば水による消火作業が不可能な炎を生み出したり、無機物に命を与えたり、「物理的に不可能な、もしくは矛盾が生じて然るべき現象を引き起こす能力」の事。第三種超能力とも言う。
 一例を挙げると、例えば発火能力。超身体能力では紙を思い切りこすりたくって摩擦熱で燃やす。超常能力では紙周辺の熱を紙に集中させて発火させる。超物理能力では常温を保つ炎を発生させて紙を燃やすと言った感じ。

Psy Guard  さいがーど
 Xeno exileを狩る者達の中で、特にライセンスを取得している種類の人達。2034年にその前進とも言える公的機関が設立されるが、2041年には民間へと移行(←色々な事情はあるのですが、省略)。
 彼らは倒したXeno exileの強さと数によって明確なランク別けがなされており、初心者レベルをEと定め、以下ランクアップの度にEDCBASSoverとなる。ちなみに、SoverランクのPsy Guardは過去に103人しかいない。過去146年間、年間100名を超える新規Psy Guardが生まれている(同時に、年間60人近いPsy Guardが戦いの中で命を落とし、そうでなくても取り返しの付かない重傷を負ったり、Psy Guardとしての寿命を感じたりで前線を退く者達も大勢おり、微妙なバランスが成されている)現状を思えば、それがいかに少ない数かが解かるだろう。因みに現在のSoverランクは僅かに4人。
 Psy Guardは、基本的に特定の事務所に籍を置いているのが殆どだが、中には籍を置かずに各地を放浪しながら獲物を探す奴もいる。

Psy Guard delegation office "Weng"  さいがーどでりげいしょんおふぃす"をん"
 Psy Guard派遣事務所。設立は十年と若い事務所だが、有数の実力者揃いとその道では有名。同時に、問題児も多いとも。
 元Psy Guardの翁(Weng)を所長に据えて、現在それなりの業績を持って頑張り中。

Xeno Exile  ぜのいぐざいる
 一般的にはXeEx(ゼクス)と呼ばれる。
 2020年代の初頭に前触れなく姿を現わした異形の生命体。その姿形は個体により様々で、犬猫の四足哺乳動物に似た個体から人間に似た個体、虫に似た個体、果てには液状の不定形個体や鉄などを扮した無機物系の個体まで存在する。
 その強さも個体差が激しく、喧嘩の素人が数人集った程度で撃破出来るレベルの個体から、現在の日本の自衛隊程度の火力では抗しきれない程の戦闘力を有した個体まで様々。
 何処から生まれたのか。どのような生態系を持っているのか。生殖機能はどうなっているのか。その全てが謎に包まれながら、しかし、たった二つだけ全ての個体に共通する事項がある。それは「生命活動を終えた個体は、例外無く煙と成って消え去る」事と、「餓えを満たし続けるかのように人間を襲い続ける」事だけだ。

『パラ・マテリアライズ』  ぱらまてりあらいず
 擬似物質化技術(para-materialize)。3D枠組ポリゴン情報データ力学的的熱量エネルギー情報データを与えてやる事で質量を与え、3D枠組ポリゴンを擬似的に物質化させる技術。超科学を象徴するMD技術の応用技術。

『リストトップ型パソコン』  りすととっぷがたぱそこん
 Wrist top type personal computer。腕時計にも見えるタイプのパソコン。ディスプレイやキーボードのようなデバイスは3Dホログラフィックの擬似デバイスを仕様。ただ、ホログラフィックキーボードは、タイピングフィーリングが掴めず、大部分のユーザは実機キーボードを使用する場合が多い。

Return to "Psy-Guard"
Return to 企画倒れ小説設定資料館

Return to Top-page    Return to Extra-Index