短篇集・自己批評 または 批判
馳せる想いは雪の如く
2000/11/27
常日頃から私の脳みそが無駄に考えている事。深い事を考えているようで、結局表層上ですら何考えているのか不明。私の考えが理解できる人は、ある意味社会不適合者ですね（笑）。私自身にだって何考えてるのかわからないから。これを「あ、面白い」と思った君。病院行く事をお勧めします（笑）。
天秤 ―Is more Fright? or Love?―
2000/12/05
この作品で何が言いたいか、何が書きたいか。それを今、言葉で書くと白々しくなるから心に仕舞っておきましょう。ただ、お客様がこの作品から感じ取ってくれた事を、どうか大事にして欲しい。そう思っています。
て言うか、本音を言うと、「書きたい事が本当に書けているのか？」「言いたい事が伝わるのか？」てェのに自信が無いから書かないだけですケドね。ああそうさ。どうせオレは駄目人間さ。ケッ(やさぐれてみたりみなかったり)。
時 〜クルクル廻る〜
2000/12/10
バイトの行き帰りを利用して即興で作った悲嘆的なポエム。こう言う事を考えるのは、たいがいにおいて気分が鬱期の時であり、鬱の原因は、間近に迫った地獄の「修論中間発表」のせい(今がこんなじゃ、修論発表や学会発表の時には、「自殺」と題した詩が出来そうだな)。
ただ、某所でもおもっきり指摘されたのですが、「何が言いたいのか伝わらない」。うみゅ……否定できない……。基本的に短い文章に的確に物を纏めるのが苦手だから……（言い訳にはならないのですが）。だからもう、これは完璧に「言葉のリズムを楽しんでくれれば良いかな」程度の作品として受け取って下さい。
氏の言霊使い
2001/08/27
コンセプトは「名前」。とある切っ掛けがあって、「人は名前についてどれくらい重要視しているのだろう？」と思い、それを元に描きました。
実はこれ、俺が生まれて初めて完結させた作品であると同時に、一度某所に短編として投稿した作品なんですよ。勿論、駄目もとで。って言うか、これで入選できたら、それだけ他の作品の質が低いんだろうと思うくらいの勢いで。ま、結果は第一次選考すら通過出来なかったんですケドね。ま、予想通りで落ち込みようも無かった（笑）。
さて、自己分析。正直言いますと、その５は蛇足だと思った。でも、ここが無いと「氏の言霊使い」の力が有耶無耶のままに終わりそうで、強引に後付けした感じ。それと、位置場の本名も、それ以前の伏線が無かったので、ちょっとイヤンな感じでしたね。もっとこう、上手に繋げるべきだったと反省。
あと、養女をあれだけ蔑ろにするような養母が、学費の高い私立中学にわざわざ通わせるだろうか？とか、そう言った細かい設定ミスも多々あってイヤな感じですしね。因みに、現実世界の友人に書き上がった直後見せた時に帰って来た感想は、「普段のお前からは思いも寄らないテーマだった」「素人作品にしてはまぁまぁ楽しめた」「三人娘が良い感じでムカツキさ加減を醸し出していて良い感じだった」でした。褒められてんだか貶されてんだか。
しかし、やっぱり日本語を好きだなと、改めて思った作品です。だって、漢字は表音だけで無く表意も同時に持つ。それを組み合わせる事で、無限に広がる可能性を持っているんですよ？元は中国の文字だって突っ込みは捨て置くとして。
さて、お客様。あたな方の名前には、一体どう言った意味が込められているのでしょうか？
Quartette
2001/05/13
俺の大好きなSwords and Sorceryの世界を舞台に描いた短編。ヒューマン種族のテイン、フォクシネス種族のフェリア、ドヴェルグ種族のウヅド、エルフ種族のウルトシエ。二十年前は苦楽だけでは無く生死も共にした冒険者仲間。それが長い時を経て、対峙した……。
本当はダークなラストを飾る予定だったのが、俺の感情移入の賜物により見事に尻切れ蜻蛉に終わった。やっちまったなと反省しつつも、書いていた分には非常に楽しかった（←こう言うのを『独り善がり』と言う）。
これはくがやま堂店主様宅『◎◎くがやま堂本舗◎◎』への2900キリ番HITS記念のお贈り物として贈らせて頂いた物ですので、ここでは公開を避けます。現在、くがやま堂店主様のHPにて公開中ですので、よろしければ見に行って下さい。
取り敢えずこの作品を書く中で得た事。「キリ番HITS記念は、ショートショートにしなければ長編とかが滞る」。これも本来もっと短くなる予定だったんですよ。そう、予定では……
創造主
2001/07/30
普段何も考えた無い俺がフと考えた、碌でも無い思考を基に、それをアレンジした作品。オチも無く淡々と自主没にした作品でしたが、くがやま堂店主様宅『◎◎くがやま堂本舗◎◎』への5111キリ番HITS記念に押し付けちゃいました（笑）。店主様宅にて公開中です。
TRUE or LIE
2001/08/26
ファンタジー（ここでは飽く迄も広義的な意味での「非現実性」を差します）要素を全く持たないお話。物語の主人公、性根の腐り具合が気に入りました。が、お話自体にはもっと捻りを付加した方が良かったと反省。くがやま堂店主様宅『◎◎くがやま堂本舗◎◎』へのキリ番HITS記念にお送りしました。店主様宅にて公開中ナリ。
龍の樹
2001/09/10
参加型投稿小説を営んでおられるシャドウさん宅『Knights of Shadow』に参加させてもらっている作品です。オーソドックスなファンタジーカラーが良い感じです。アクションシーンがあまりに多くて実はちょいと自分的に消化不良気味。もう少しアクション減らすべきだったな、うん。
SWORD WORLDやロードス島戦記みたいな世界観が好きな御方は、一度訪問してみてくださいまし。
将を射んと欲すれば、先ず……？
2001/11/11
ハッハッハッハ（乾いた笑い）。評価を下せば「どうしようもない」ってヤツですね。
いや、別に何かコンセプトがあったワケでは無く、フと思いついたSG（Shike Gag：つまらないギャグ）を主軸にして書いてみました。誰かのセンスにHITすれば幸いですが、ま、適当に読み飛ばしてやって下さい。碌な作品じゃありません。
尚、これはSG第２弾です。第1弾は「馳せる想いは雪の如く」です。逆に言えば、そのレベルのギャグですね。