2007/04/22(SUN) - 2007/04/29(SUN)
渡米――遥かなる海を越えて

 2007/04/22−2004/05/01=0002/11/21。前回の長文日記から、早2年と11ヶ月21日。随分と長い事長文日記を書いてなかったモノだ……。長文日記ネタになりそうな行事は各種取り揃えていたハズなんですけどねぇ。
 まぁ、そんな事をウダウダと愚痴っても仕方ありません。約3年振りの長文日記、語っていきましょう!!




######## Preamble ########

 さて。そもそもの始まりは、2007/04/11(火)の事。会社の上司から社用PHSに一本の電話が掛かって来た事から始まる。

上司A「九本麻君。2007/04/22〜2007/04/29に掛けてアメリカのロングビーチでPLM Worldってのが開催されるんだけど、行ける?」

 ここで、PLM Worldって何?と言った疑問もあるでしょうので、まずはそこから突き崩してみましょう。
 物凄くぶっちゃけちゃうと、UGS主催のカンファレンスで、1週間掛けて「UGS製品万歳」を謳う会です。もう少しだけ具体的に言うと、UGSの新製品NX5の新機能紹介と、UGS製品利用社の事例紹介などの場です。通常のセミナーなどと異なるのは、その発表内容の膨大さ。あまりの多さにNX CAM, NX Design, Simulation Track, Teamcenter, JT Openなど、50個近いパート、100を越えるセッションに別けて発表の場を設けられたワケですよ。で、俺達(俺を含めて4名)は、それぞれの担当パートを決めて、それぞれのパートのセッションを聞いて来いと。それが目的。――それでも、全体の10%も情報収集できないんですけどね。何をそんなに発表する事あるんだろう……。
 閑話休題。まぁ、行けない理由は無い。ってのも、俺は2007/03/31までCAE関連部署に籍を置いていたんですが、2007年度の組織変更でCAD関連部署に異動する事となった。その為、4月中旬頃はまだまだ畑違いの部署の事――そもそもCADってどんなモンじゃらホイってレベルの事――を勉強中の身。そんな2週間も先の事まで予定が入っているような状態じゃぁ無いんですよね。なので、返答は

俺「はい。予定は入っていません」

 でした。但し、

俺「ただ、パスポートが無いので、取れなければ行けませんが」

 と一言添えて。――パスポート持って無いんですよ。それから一週間、本籍地大阪まで戸籍抄本取りに行ったり、津のパスポートセンターまでパスポート申請しに行ったりと、2週間弱の間にてんやわんやですよ。結局、パスポートを受領したのが2007/04/21(金)。掠水寸前とは正にこの事。危なかった……。――本音言うと、(仕事で)海外になんか行きたく無いんですけどね。英語喋れねぇし。
 まぁ、そんなこんなでどうにかこうにか。渡米する準備が完成したワケです。因みに、ホテルの手配やらパスポートの手配やら各人が情報収集するパートの割り振りやらは、この出張プロジェクトのリーダ(後輩)が全て請け負ってくれたみたいなんで、そっちの方はノータッチ。飛行機のチケットやらホテルの宿泊費やらで色々と揉めたらしいですが、それらの渉外も含めて全てリーダが頑張ってました。
 以上が、準備期間でした。

 因みに、渡米ルートの予定は、以下の通りです。
自宅

タクシー(1Hour

中部国際空港
(セントレア)


飛行機(2Hour

成田国際空港

飛行機(10Hour

Los Angels International Airport
LAX


タクシー(1Hour

Long Beach

タクシー(1Hour

Los Angels International Airport
LAX


飛行機(12Hour

成田国際空港

飛行機(2Hour

中部国際空港
(セントレア)


タクシー(1Hour

自宅




2007/04/22(SUN)   Depature

中部国際空港高速バス(四日市ルート)の時刻表。但し、2007/04/22時点  ってワケで、2007/04/22(日)。渡米の日。ドキドキの一日です。何がドキドキかって、朝があまりにも早すぎるため、起きれるかどうかが心配だったのでドキドキでした。
 自宅出発の予定は04:00。電車のバスも通ってませんよ? 何故にそんな時間が出発時間かと言いますと、まぁ、飛行機のせいなんですけどね。
 順を追って説明しますと、先ず離陸時刻が07:50。聞いた話では、国際線に乗る場合、2時間前に空港で各種手続きをする必要があるとかで。なので、空港到着時刻は05:50まで。その上で、その時刻に到着できるような四日市→セントレア(中部国際空港)間の電車なんぞ存在しません。三重交通株式会社の中部国際空港高速バス(四日市ルート)も、最速バスを使って07:05着【右図参照】。とてもじゃないけどNGです。残る手段は、前日から空港近くのホテルに泊まるか(空港内にもあったような気がしますが……)、マイカーか、タクシーか。
 ホテルに前乗り――私用ではありますが、ちょいと外せない理由により却下。マイカー ――ンな時間に運転したら居眠り運転しそうだから却下。ってワケで、残るはタクシーと相成りました。取り敢えず、三重交通に電話して、04:00に我が家の前まで迎えに来るように依頼完了。
※後ほど知ったんですが、津から航路があったんですね。ちゃんと調べなかった自分が悪いとは言え……
 で、結局俺自身が04:00に起床できるか?って事ですが。まぁ、自信ありませんね。寝て、起きたら07:00とかなんて笑い話にしかなりませんよ。
 さて、どうしたものかと考える事一秒――起きれないならば、起きなければ良い。いやいや、「寝坊するぞ」って意味じゃなく。要は、初めから寝なければ良いんですよ。正にコペルニクス的転回!!そんなワケで、SOUL CRADLEをひたすらプレイする事で眠気と奮闘しておりました。
 で、タクシー到着後、セントレアまで送ってもらう。道中爆睡のままセントレアに到着すると、タクシー料金は高速代込みで\27,110。ホテル泊まった方が激しく安かったですが、どうせ会社に交通費として請求するから関係ありません。無視です。
 セントレア到着後、時間を確認すると――05:00。予定よりも1時間も早く到着。制限速度・法廷速度は守って下さい。今ウチの会社はそこらへんの交通マナーにピリピリしてるんですから……と心中で思いはしたものの、面倒なので口には出さないのが大人の対応。
中部国際空港の営業時間  セントレア到着後、国際線はどこじゃらホイと探索しようにも、出入り口が見付からない。いや、見付かったんですけどね――右図を見てくださいな。物の見事に営業時間前に到着ですよorz..。仕方ないから時間まで無為に時間を潰してました。
 で、その後 同行者3名と合流して飛行機に乗る。セントレアを07:50出発で成田空港に09:00到着。次のLAX(ロサンゼルス空港)行きの飛行機の離陸時刻は17:10――Σ(゚д゚lll)。 実は当日まで飛行機の航路予定が「セントレア→ロサンゼルス空港」だと思っていた俺に、さらにダブルショック!!(ってか、当日まで飛行航路を全くチェックしていない俺もどうかと思うけど……)。8時間も時間が余るなんて聞いてないよ――いや、実は聞き流していたかもしれないけど――。こんな事なら、自腹切っても良いから、成田まで新幹線にすりゃ良かった。そうすりゃ、04:00出発とかアホみたいな行動に出なくても済んだのに……。
 まぁ、悔やんでも仕方無い。成田でレンタカーを借りてテキトーに街中をぶらついて時間を潰した。そして、時間を見計らい、いざアメリカへ!!
 とは言っても、半日弱は飛行機の中。離陸・着陸・航行時に不測の事態があったワケでも無く、更に8割以上寝て過ごしていた俺に語るべきイベントは未発生。唯一語れる事と言えば、子供みたく窓際に陣取るべきじゃ無かったな、ってくらいですね。窓際だと、通路に出る時に前後の隙間の狭いシートを通って、他人を掻き分ける必要があるため、とても不便なんですよ。今後二度と窓際には座らないと心に決めました。
LAX国際線から降りた直後の風景  そして到着、ロサンゼルス。時刻は現地時間で2007/04/22(日)11:00。時刻的には遡行してますが、日本時間に合わせる少々語りが面倒なので、現地時間を焦点に話を進めたいと思います。
 で、アメリカの土地を踏み締めたワケですが、正直、「ここがアメリカか!!」と感慨に耽るような感性は廃れてしまっているみたいで、「見た目は日本と変わらんね」とか一人胸中で独白していたりもしました。とは言え、それじゃ何にもならないので、パシャリと写真を一枚――何でしょね、これ。多分キオスク系のお店なんだろうけど、全く見なかったので不明です。
 そんな無為な撮像なんざまぁ無視して、空港前でタクシー拾って宿泊先・Hilton Long BeachGo ahead!!
 空港から約1時間の道程。その間タクシー乗りながら思った――「タクシー早ぇ!!」。一体どれだけスピード出してるんだろうか……ここで事故ったりしたら大変だぞ?ただでさえ今ウチの会社はそこらへんの(以下略)。因みに、タクシー乗るに当たって、俺は一言も喋りませんでした。何故かって?英会話が出来ないからに決まってるでしょうが!!俺以外の3名(全て後輩)は皆それなりに英会話が出来るようでしたので、俺は全ての英語をシャットアウトして過ごす事を決意していましたよ?それがナニカ?(←開き直り)
Hilton long Beachの外観(正面から取り忘れてたので、裏通路からの風景orz..)
Hilton Long Beach外観
裏路地から撮影
Hilton long Beachの部屋から:其之壱
宛がわれた部屋からの風景。その1
空模様は晴天です
Hilton long Beachの部屋から:其之弐
宛がわれた部屋からの風景・その2
その1から右に少しずれた位置ですね。
 そして到着、Hilton Long Beach。外観は右図の通りです。
 ホテルにチェックインして部屋に通されて。そして疲れてそのままバタンキュー。まだ昼日中だと言うのに16:00頃まで寝ちゃいました。
 もし俺一人での出張だったら、間違い無くホテルに引き篭もっている所ですが、16:00頃電話があって皆でそこらへんをプラプラと散策する事になりました。散策経路は、以下の通り。
   ホテル→メキシカンピザ→ゲーセン→コンビニ→ホテル
 です。そこでちょこちょこと画像を撮ったので紹介。
生憎の曇り空 空は生憎の曇り模様
ホテル到着時は晴天だったんですけどねぇ……
アメリカの風景
特に如何と言うワケでもありませんが、アメリカの風景の一場面
曇っていてあまり映えないなぁ……
新聞販売機(?) 町の其処彼処そこかしこに設置されている新聞販売箱
昔、日本でも似たような事を野菜で実施していましたモンですが
右側通行
not KEEP LEFTですのでご注意を
メキシカン・ピザ 街中で見付けたMexican Pizza
正直、不味かったですorz...
そして、俺はどうもコーラの料金を払わずにコーラを飲んだみたいです
注文の際、「コーラ」が「ウォータ」に聞こえてたみたいなんですよね……
後輩に指摘されて気付いた時には既に店外でした
店内でもわざわざ申告しなかったと思いますが(英語で申告できないから)
Shonen JUMP。Clickで詳細表示
コンビニで買った米国製週間少年ジャンプ
※右の画像をClickすると、連載内容詳細が表示されます
 まぁ、この日はクソ不味いメキシカン・ピザを食して、ゲーセンで軽くゲームして、コンビニで軽い買い物して、部屋戻って寝ましたってだけ。因みに、就寝時間は20:00です――って早ぇよ!!俺は子供か!!
 因みに、深夜02:00くらいに目が醒めました。当たり前だ。




2007/04/23(MON)   Participation to PLM World

 で、PLM World参加初日。この日はPLM Worldへの参加受付と、カンファレンスの前置きみたいなセッションに参加して終了の予定。因みに、開催地はConference Center。そう言う場所があるみたいなんですよ。
 で、そのConference Centerで講演されたセッションのうち、俺が聞いたモノを以下の表にまとめてみました。
Time Part Name Session Title Impressions and so on...
08:00

09:45
General Session Welcom  参加受付に時間を取られて聞けなかった。正直、聞く必要も無さそうだったけど。
UGS Business Over View
Seimens and UGS Strategy Oberview  参加受付に時間を取られて最後十分程度しか聞けなかった。で、聞いたけど、何を言ってるのかサッパリ解からない。取り敢えず、アレだ。日本語で喋れ。話はそれからだ。
Exciting the Customer - Delivering Products the Cuntomer Wants  聞いたけど、何を言ってるのかサッパリ解からない。ムカついたから5分で退室。やる気無し。
10:15

11:45
PLM and Systems: The Next Challenge  ――あれ?聞いてたハズだけど、何を言ってたか全く覚えてない……。いや、何を言ってたかなんてサッパリ解からないんですが、それにしても「何を言ってたかサッパリ解からない」と言う事さえ覚えてないぞ?不思議だ……。
 ……サボってないよな、俺?(←知らんがな)
UGS Presentation
12:45

15:15
NX5 Rollout  NX5新機能の概要、かな?出張前に聞いてたNX5のセミナー@品川と内容が被ってたから、言葉は解からなくても、内容はある程度理解できた。
 しかし、アレですな。セッションの進め方が面白かった。どんな進め方かと言いますと、
  1. まず、NX5ではこんな新機能があります、と名前だけ紹介。
  2. その新機能にまつわる内容で軽くコント。会場で爆笑が起こっていたけど、俺には笑えなかった。 何故なら、何を言ってるのかサッパリ解からかったから。
  3. 2の内容を受けて、それにちなんでパフォーマンスされる。 軟体女性によるオペラとか、マッスル兄ちゃんズによる組み体操とか。
  4. 2に戻ってオチを付ける。
  5. 1の内容について真面目に解説。
以上を繰り返して、4パートくらいに分けてNX5の新機能解説を進めてました。 日本じゃ1と5だけの繰り返しで、面白くも何ともないセッションなんですが、流石自由の国アメリカ。解かってらっしゃる。 まぁ、俺は3以外解からなかったんですけどね。
 まぁ、こんな感じでした。取り敢えず初日は軽く「雰囲気を味わう」程度の気持ちで参加して、「あ、コレは無理」ってのがよく解かりました。せめてゆっくり喋ってくれ。そうしたらなんとか理解できると思うからさ(苦笑)。やぁですねぇ、どうして未だに英語だなんて言語を使ってらっしゃるんでしょうか?世界で一番美しい言語・日本語をバンコク共通語にするべきです――って、狭いなオイ。
※上記は、単一言語しか知らない無知者の戯言です。本気で取り合わないで下さい。

 で、取り敢えず一日の仕事を終えて、Conference Centerからまたテキトーにブラつきつつ散策。ここらへんは、同道者がいてくれて良かったと思いますね。先述しましたけど、一人じゃ間違い無くホテルで引き篭もってたと思われますので。
港の風景@ 港の風景・その1
クルーザーが多いなぁ。全部プライベートかな?それとも商売用かな?
港の風景A
港の風景・その2
遠く対岸、待ち人の帰りを待つ灯りの台
どこの国にあっても、広い海原を行く孤独な船舶を優しく誘う光であって欲しいです
港の風景B 港の風景・その3
クィーンなんちゃら号とか同道者が言ってたけど、興味が無いから忘れた
港の風景C
港の風景・その4
「ロングビーチ」と言うだけあって、海岸沿いに色々と揃っていました
まぁ、今までの3枚は、只管 海を撮ってるだけですけどね
二人乗り自転車@ 二人乗り自転車・その1
ヒマだったから、二手に別れて自転車に乗ってみた
左右両方にハンドルが付いていましたが、操舵できるのは左座席だけ(右座席のハンドルはダミー)
なまじっかハンドルが付いてるだけに、操舵できない違和感が恐怖を誘います
二人乗り自転車A
二人乗り自転車・その2
こっちは左右どちらの座席でも操舵可能
但し、ハンドル自体は一つしかないため、どちらかしか操舵できません
海賊の店 海賊の店、その入り口。
海賊関連の商品ばかりを扱っていました
パイレーツ・オブ・カリビアン関連商品も多かったです
中々イロモノ揃いだったんですが、食指は動きませんでしたね
商品No. 1--バスケットスケルトン
骸骨が海賊かと言われると、今更ながら「?」ですが
一番バッターはバスケットを楽しむスケルトン。等々
商品No. 2--スケルトングラス 中々良い色を出すグラスですが、嵩張りそうだったんで却下
軽いモンが良かったなぁ……
商品No. 3--バスト栓抜き
で、水着が辛うじて「海」賊に引っ掛かるレベルのアイテム
バスト栓抜き
正直、ここだけをかたどられると、キモいです
Native American グッズの店「Rain dance」 ネイティヴ・アメリカン関連グッズを扱うお店
ここで妻子持ちorそうなる予定の連中が指輪とか買ってました
俺?俺は独り身、不要です
――でも、哀愁を誘うコヨーテのキーホルダーとか、気の利いた代物も多かったですね
カモメール。
ビーチサイドの店で夕飯食ってる最中に寄って来た
「ちょっとアンタ、私の縄張りで何様かしら?」みたいな〜〜〜
ってか、近いよ!!威嚇するな!!
Hilton long Beachの部屋から:其之参
宛がわれた部屋からの風景。その3
朱橙に彩られる街並
 とまぁ、この日も特にコレと言って特筆するような出来事は無く終了。ホテルに戻って寝しました。――また08:00です。そして再度02:00に起きました。時間までゆっくり寝かせてくれ。
 仕方ないので、眠れないなら眠れないなりに、持参したNintendo DSTALES of the TEMPESTをプレイ。その合間に、部屋からの夜景などを撮ってみた。まぁ、特に目新しい発見があったワケでも御座いませんが……。
 他に何か無いかな?と思って部屋の中を弄ってみると、テレビを使ってネットに繋げそうだという事を発見!!早速使い辛いテレビ&キーボード&テレビリモコンでネットの海へGO!! 取り敢えずリモコンで繋げたGoogleページで、kot9a』を検索――アレ?失敗失敗。思わず焦って『ko9a』で検索しちまったい。
 気を取り直してもう一度『kot9a』とインプットして――またしても『ko9a』……。まぁ待て。『k』『o』ティ――ティ――ティ!!――
 何度押下しても『t』が押せませんorz...。どうもキーボードがイカれてしまっているらしく、致命的なボタンが反応しなくなっているようでした。調べて見た所、[R][T][F][G][V][B][Space]が死んでました。致命的にも程がある。クラリネットの「ド」と「レ」と「ミ」と「ファ」と「ソ」と「ラ」と「シ」の音が出ない程に致命的だっつぅの。
 ムカついたんで、この日は不貞寝しました――いや、06:00まで寝れなかったんですけどね。




2007/04/24(TUE)   Access to Mixi and My Diary

 さて。そんな塩梅で、火曜日の始まりです。毎度毎度02:00頃に目が醒めるのは時差ボケなんですかね?それとも、単に日本時間に合わせての覚醒なんですかね?後者は違うと思いますけど。
 まぁ、そんな事はさて置いて、二日目のセッション開始。
Time Part Name Session Title Impressions and so on...
10:15

11:45
NX Design What's New in NX5  UGSの主戦力商品・NX5の新機能等の説明。前日のセッションNX5 Rolloutとどう違うのか俺には解かりません。何しろ、英語が解かりませんから。
 内容は、出張前に参加したセミナー@品川と激しく被ってました。ってか、PPTPower Point)使い回してねぇか?日本語・英語の違いこそあれど……
12:45

14:15
Unleashing the Functionality in NX5 to Create Incredibly Cool and Innovative Product Designs  セッションタイトル長ぇよ!!
 何言ってるのかよく解からないけど、何やら「NX5マンセー」って言ってるっぽかった。日本語喋れや。
Reverse Engineering Reality: New Capabilities in NX5 for Reverse Engineering...  セッションタイトル長ぇよ!!
 ゴメン。サパーリ解からん。取り敢えず、NX5の新機能についてゴリゴリと語ってたっぽいケドね。それ以上は求めないで。
14:45

16:45
Modeling for Design Re-use and Design Change  NX5で拡張されたPart Navigatorについて色々語ってたっぽい。モデル内のソリッドのコピペが簡単だったり、スケッチ情報を更新した後の複写ソリッドの変更についても話してたなぁ。
 正直な感想としては、「それってNX4でも在った機能じゃ無いの?」ですけど。いや、俺はNXを触った事無いので知りませんが――って、どうしてそんなレベルの俺が、こんな話聞いてるんだ?明らかに場違いだろ。「現在関連する部署に存在する」ってだけで、今の部署について知識が殆どゼロの人間を宛がって、どんな情報を収集して来いと言いたいんだ。人選を考えろっての(ブツブツ)。
Robotic Geologist, Arrangements and Motion  火星探査ロボットMars Exploration Rovers (MER)の機構とかについて色々話していた。何が言いたいかは不明。英語が解からんと、一体俺に何十回言わせる気だ?
NX at Rose Parade  何か、花の祭典Rose Paradeとか言う催し物の中で作られた山車だしNXでデザインしましたよ、って言ってた。正直、そう言う「感性」に依存するようなモノをデジタルで処理しようってのが、俺は気に入らないな。別に俺に気に入られたくもないだろうけど。
 本当は、講演の前にトレーニング・セッションってのがあったんですけど、諸事情によりカットします。あまり詮索しないで下さい。
 さて、この日のセッションの合間、具体的には11:45〜12:45の昼飯休みの時に、地下一階のランチホールでネットに繋げる環境を発見!!喜び勇んでネット環境へと歩を進めた。
キーボード全体像

キーボードメイン

キーボードテンキー
 で、早速食らい付いてみました。昨日のホテルのように、致命的な故障は無くスムースにネット環境にアクセスできます。ただ、キーボードの配置が日本のソレとは随分と勝手が違った為、ちょいと使い辛かったですね。ちょっと画像が見辛いですけど、右図を参照して下さい。
  1. 全体的にキーボードの幅が小さい【右図・上】
     まぁ、これは日本でも少しデザインが変われば違ってくるモノなので、飽く迄も「俺の感覚からすると」レベルだと思ってください。
  2. [Enter]が小さい【右図・中】
     日本のキーボードだと、[Enter]て[Q]列と[A]列の2列にまたがって配置されていますけど、アメリカ規格だと[A]列に横長で配置されているだけ。[Enter]を押下しようとして、その上の[[]を何度押してしまった事か……。
  3. テンキーの[Shift]対応キャラクターが日本とは異なる【右図・下】
     ["]を押下しようとして[Shift]+[2]を押下したら、あら不思議、[@]が表示されましたorz...。これに何度騙された事か……。
 とまれ、コレでmixiや自分のサイトの日常日記にアクセスしてみる。
 しかし、2日間のセッションを受けてみて思った。ある程度前知識を持って臨めば、言葉が解からなくてもある程度理解できるね。ただ、理解できる事は既に理解済みなワケで、セッション聞いてる意味も無いんだよな。どう、この悪循環――悪循環とは違うか。
 後、UGSのセッションで使われているPPTって、物凄く質が悪いね。ドコが悪いって、以下参照。
  1. 兎に角、字が多い
     字が多いだけならまだ許せる。ケド、字しか無いようなページが半分以上、下手すりゃ9割を占めてるようなプレゼンテーションばっかりなんですよね。 そりゃ、最初の「問題点」とか、最後の「まとめ」とかならそれもありだろうけど、図解で説明しろって所まで字一色。お前は何様?役満様?
    例)字一色:中中中 發發發 南南南 西西西 東 東 ←字一色ツーイーソー
  2. 全体のボリュームが解からない
     各ページの右上(でも左下でも、どこでも良いんですが)に、現在のページ/最終ページの刻印が無いため、今がどこらへんの話で、後どれくらい集中して聞かなくちゃいけないかが解からない。 ちょっとした事なんだけど、それがあるだけで全然違うぞ?
  3. 背景色と文字色の配色が最悪
     UGSPPTって、自社イメージを出そうとして、紺色の背景色ってのが多いんですよね。 それに黄色の文字とか橙色の文字とか、場合によっては黒色の文字とか、兎に角 字が映えなくて見辛い。文字しか無いような資料のクセにそれはイカンだろう。
 まぁ、他にも全体的には「ちょっとした事」なんだけど、不備が目立つ。それらの「ちょっとした事」が積み重なって、非常に解かり辛い資料になってるんだよな。アンタ達は「俺達聴講者に、自分たちの発表を理解して欲しい」からこんな大規模なカンファレンスを開催しているんだろ?もっと解かり易くしろよな……。まぁ、そもそも「英語が理解出来ないヤツに言われたくない」と言われると、目を背ける以外の選択肢が俺には無いんだけど。

 と、愚痴るのは以上にして。カンファレンス終了後、また4人でプラプラと散策。昨日は海側を散策したので、今日は陸地側。
桜? Clickで拡大写真が表示されます 桜?梅?
少なくても染井吉野じゃないと思いたい、何となく。
大雑把な気風の亜米利加に、繊細な桜(?)が咲いているとは思いませんでした
――大雑把な気風ってまぁ、失礼な言い分ですが、俺の正直な感想です
※左の画像をClickすると拡大画像が表示されます
ヘイ、ビル
何となく見上げるビルディング
こう言う茶色い壁の高層ビルって、俺の中の亜米利加にジャストフィットなんですよね
何故かは知りませんけど
A.ラクロス 途中で寄ったスポーツ用品店にて
これ、何て名前のスポーツだったっけ?
ほら、あの、『ふたりはプリキュア』の片割れが部活でやってた
え〜〜と、ああ、アレだ
  マクロス(違)
元気の象徴
群青の空と、淡青の空――
快晴なる空に映えるように生える樹木って、素敵じゃないですか?
これが萌え少女だったら、間違い無く「オーバーオール直着の肌黒少女」ですよ?!
(↑知らん)
照り焼き丼 照り焼き丼。
まさかドンブリにウドラーが住んでいるとは思わなかった
"あやしいおどり" でMPを吸い取らないでください
"ラリホー" で眠らせないでください
醤油
ソイソース
しかもキッコーマン
新聞販売箱の群れ これだけ並ぶと「ガチャポン」みたいだな(違) ポリスデパートメント→警察官を沢山売ってるデパート
ポリボックス
上の「400W」は消費電力(嘘)
本当は住所(の一部)です
鴨@ Hilton Long Beach前の噴水池に住む鴨・その1
憂える瞳で見詰める水面は
彼が求める野生への扉とは成り得ない……
鴨A
Hilton Long Beach前の噴水池に住む鴨・その1
こいつらって、野生?それとも、ホテルのペット?
もしくは、ホテルのレストランの食材とか……
 この日もまた、取り立てて珍しい発見は無く、しかし見る物全てが珍しいと言う、有意義なんだろうな?な一日を過ごしてホテルに帰省、そのまま就寝。またしても08:00就寝の02:00起床。好い加減にして欲しい。
犬夜叉が誰かにフッ飛ばされるシーン
犬夜叉
フッ飛びシーン
かごめ
かごめ
『かごめちゃん、目、怖!』の異名を持つ?
 仕方ないので、全く聞き取れないテレビを付けて見る。何やらカートゥーン系のチャンネルがあったのでチャンネルを変更してみる――おお、『犬夜叉』じゃねぇか。やるな、ジャパニメーション。
 少し耳を凝らして聞いてみるも、あまりの声優のヘボさに聞く気が失せる。やっぱりダメだよ、大雑把の国アメリカ。アニメキャラの声はもっと繊細に出さないと、キャラが崩れる。どうしてそんにも野太い声を出すかなぁ?どこかで「アメリカじゃ、声優(吹き替え)は俳優への足掛かりでしかないから、アマチュアに毛が生えたレベルの人材しかいない」みたいな話を聞いた事があるけど、アレは本当なんだろうか?
 犬夜叉は別に好きじゃないけど、なんか「ガッカリ」だ。
 因みに、かごめ画面の右下に、さり気無く『adult swim』って書いてあるんだけど。何?犬夜叉はアダルト指定ですか?




2007/04/25(WED)   HOOTARS

 さてはて、この日で渡米記録も丁度半分、折り返し地点。残り僅かな旅程を元気に過ごしましょう!!
Time Part Name Session Title Impressions and so on...
10:15

11:45
NX Design What's New in NX5 Modeling  NX5のデザイン機能強化について色々と話してた。特に「Usability(操作利便性)」「Design Efficiency(製図効果性)」「Design Reuse/Design Change(既存図面再利用性)」の3パートに分けて説明してた。
 そこそこ解かり易かった。Usabilityでは、選択意図の上位機能「拡張選択意図」や、レゴのデータを使ったテンプレート利用について熱弁してた。特にテンプレートに到っては、会場に居た6歳児に初体験でもVery easy!!って言わせてた。しかし、あの6歳児――サクラだろう。
 Design Efficiencyではオフセット機能について熱弁してたけど、別にNX4以前でもできたんじゃね?
 Design Reuse/Design Changeでは、エラー時のメッセージダイアログ強化、Part Navigator機能強化、Boolean機能強化とか、そこらへんを語ってたね。
 まぁ、結局英語が解からないから、言ってる事不明なんだけど。
Evolution of Concept Vehicle Archetype Development - NX Automotive Product Update  講演者がネイティブじゃなく中国人チュングォレンだったおかげで、比較的聞き取り易い英語だった。その上で、月曜日に「せめてゆっくり喋ってくれ。そうしたらなんとか理解できると思うからさ(苦笑)。」と語ったけど、それが嘘だと解かった。単語が解かっても、文章を追えないと言ってる事なんて理解できません。調子に乗っててゴメンなさいorz...
 言ってる内容は、自動車のアーキタイプモデリングのやり方だったと思う。最初の頃はExcelを使ってTeamcenterの代替にしてたけど、途中からTeamcenterに乗り換えて云々って言ってて、途中の内容は聴不憧看不憧チンプンカンプン。最後の方の内容は、空間快適性について、HumanモデルとVehicleモデルを使って最適解を求めた、みたいな事言ってた。多分。よく解からん。
12:45

14:15
Creating Animation Using Unigraphics NX  アニメーションを作る事の意義(for Selleing, Dsigning, Communication, and Maketing)について語った後、NX5でのアニメーション作成手順について語ってた。
 テレビコマーシャルに使えそうな面白いプロモーションアニメ群を見る事が出来たけど――そう言う「アニメーションの作り方」は、セッションで話さずにマニュアルにまとめろ。この場の意義を見失ってないか?
NX5 Assemblies Update  NX5になって、ダイアログのデザインを一新して、よりユーザフレンドリーになりましたって言ってた。コレ、今まで幾つかのセッションで聞いた。どれだけ前面に出したいんだ……
 あとは、Active Mockupの性能アップについてと、回転・ズーム時の表示をfacet表示にする事で軽く、スムースにできるとも言って――ケド、これも色んなセッションで聞いた。
14:45

17:45
NX System Administration NX5 Plotting  NX5でのプロッタ機能の設定方法について、事細かに、丁寧に説明してた。どのバッチファイルをダブルクリックして、どのメニューを選択して、どの環境変数を設定して、どのファイルをイジって、どのタイミングでNXを再起動して、って。
四の五の言わずにマニュアルに作れや!!
 このセッションで、それ以上の話はなかった。
Dealing with a Multi-CAD, Mulit-program, Multi-site...  BOEING社の事例紹介。
 正直、何を言ってるのか全く解からなかった。解からなかったけど、PPTテキスト以外何も無かった事が印象的だった。図解ゼロってのはこのセッションだけだったなぁ……。Power PointじゃなくてNotepadでも良かったんじゃね?
 内容は――よく解からん。当初Unigraphics 18使ってたけど、あるタイミングでNX2に移行する事になった。その際に、UG18ではどのバッチファイルでプログラムを起動するか調査して、そのバッチファイルから呼ばれるPerlを解読して、ってのをフローで作って、どうだこうだと。――アプリケーションの起動フローよりも、データの互換性の方が余程重要だと思うんだけど、そこらへんの話は全くなされなかったんですが?結局ヤツらは何を言いたかったんだろうか……
System Administration Open Forum  タイトルからしてもう実務レベルの話から遠く離れていたっぽいから、開始1分で逃亡しました。時間の無駄だ。
Managing and Maintaining SUSE Linux Enterprise Desktop  今更Linux関係のデスクトップで云々みたいな話を聞かされても(´・ω・`)ショボーンなので、参加する事無く終了しました。なので、この日は実質、前セッションDealing with a Multi-CAD, Mulit-program, Multi-site...で終了です。
 で、セッション終了後、また4人であっちへフラフラこっちへフラフラ。ま、俺は金魚の糞の如く、三人の後を付いて回っただけだけどな。主体性の無さなら誰にも負けねぇぜ!!――あ、主体性のNASAって書くと、U.S.Aっぽくね?!
 はいはい。下らない戯言は捨て置いて、プラプラ記念写真でも公開しましょうかね。
水族館前の広場にて アクアリウム(水族館)前の広場
何を思ってこの風景を撮り、何を考えてこの場で公開したのか
何も思わず、何も考えてないんですが
水族館看板
アクアリウムの看板
ラッコの表情が、人を小馬鹿にしてるみたいでムカつく
アクアリウム前噴水 アクアリウム前の噴水
・背中越しに硬貨を投げ入れると、願いが叶う
・満月の真夜中、噴水の中央に映る満月を恋人と見ると、幸せになれる
・噴水の中に手を入れて嘘を吐くと、口が閉じて嘘吐きを誡める
・噴水の水を呑むと受験に合格できる
以上のうち、この噴水にまつわる事が無い伝説はどれでしょうか?
Ans. 全部
ビーチ
変哲無く船着場
特に意味は無い
並木橋通りアオバ自転車店 桜並木ならぬパイナポ並木
晴れた日に、この並木道を自転車で疾走できると気持ち良さそうです
奇怪
意味不明なオブジェ
どこかに説明書きでもあったりしたかな?
水面に映る日の光 橋梁の下、水面を照らす南国の日差し
孤独を誘う神妙なる雰囲気
※南国じゃないんですけどね
灯台デモクラシー
月曜日に、対岸から眺めた灯台
海人の心に安らぎを与え続けるべく、孤独に屹立する
カモメの水兵さん 「ここは俺達の縄張りじゃ!!邪魔者は出て行け!!」
とばかりに、鳩達を追っ払っている場面でした
残念ながら、鳩は撮像範囲にいませんでしたけど
海猫
朽ち果てた枝木が辿り付く土地
私もまた、漂着の放浪者なのさ――放っておいてくれ
と、そんな事を考えているかどうかは知りませんが
まぁ、これぞ正に「海猫」ですな(違)
海小屋 海辺に一軒、ポツリと浮かぶ
魚を求める小人が住む
そう考えるとメルヘンチックじゃありません?
対岸のオランダ
赤茶色の屋根が並ぶと、俺の中では阿蘭陀オランダに繋がる
その上で、何故かガリバー旅行記が連想される
この意味不明な連想思考はどうすれば止められるかな?
車の撮影風景@ プラプラと散策していると、突然姉ちゃんが現れて通せんぼされた
何かな?とよく見ると、どうも車を撮影しているらしい
何かのコマーシャルかな?それとも映画?もしくはプライベートビデオ?
濃厚なのは、コマーシャル
車の撮影風景@
で、こちらでも車の撮影
画像が粗くてごめんなさい
エアクラフト 見上げる其処は空に高き遥か底
轟音を巻き上げながら、鉄の塊が青の海を泳ぎ横切る
しかし、パッと見 B29だな
空襲警報発令、空襲警報発令。直ちに『はだしのゲン』を購読せよ
チャリンカーG7
俺達と同じく、通行を遮断されたチャリンコ乗り
そう言えば、この国って、ジョギング・チャリンコの姿が多いなぁ
 とまぁ、海辺沿いをテキトーにブラブラ見て回った後、陸地方面へ向かいました。俺は相変わらず何も考えずに付いて回っただけですが、同道者3人には目的地があったようです。その目的地が、「お色気レストラン」とも名高い(らしい)HOOTERS。簡単に言うと、巨乳な姉ちゃんがウェイトレスしてるレストランです。お色気ムンムンですが、いかがわしくは無く、料理も美味いです。
 因みにこのHOOTERS、色ボケしたヤロウばかりがお客かと思いきや、女性3人のグループや家族連れ、ご老人夫婦など、結構普通にお客さんが入ってました。でも、この味ならそれも解かるかな。――家族連れの男の子(見た感じ、5歳未満)が、オーダー取りに来たウェイトレスの巨乳をガン見してたのはちょっと笑った。
HOOTERS入り口 HOOTERSの入り口
特にコレと言った特徴は無いですね
シュリンプは海老です
シュリンプ(海老)の揚げ物
美味かった
HOOTER GIRLS PLAYING CARD (1) HOOTER GIRLS PLAYING CARDのパッケージ(表)
思わず買っちゃいました
HOOTER GIRLS PLAYING CARD (2)
HOOTER GIRLS PLAYING CARDのパッケージ(裏)
何かと言いますと、HOOTERSで勤めていたのであろう女の子達の水着姿・艶姿を図柄に用いたトランプ
エロトランプとは違います(似たようなモンだけど)
詳細は後述の画像参照
HOOTER GIRLS PLAYING CARD 全カード
HOOTER GIRLS PLAYING CARD 全カード一覧
 で、この日は購入したHOOTER GIRLS PLAYING CARDで、4人でひたすら大富豪。4人共々 睡眠時間が壊れちゃってるモンで、ここで良い時間まで時間を潰して、生活サイクルの回復を図ろうと言う魂胆です。
 まぁ、勝ったり負けたりを繰り返しつつ、深夜01:00頃まで6時間ブッ続けで大富豪。アメリカに来てまで何やってんだろう?ってな疑問もありながら……
 因みに、HOOTER GIRLS PLAYING CARDの一覧を右に示します。この日見た小太り気味なウェイトレスと違って(←失敬)、本当に可愛い粒揃いばかりが収められていました。うん、目の保養になる。
 で、この日は以上。流石に眠いので就寝です。――でも結局、この日も04:00頃に目が醒めました。時差ボケ、なのかなぁ……。




2007/04/26(THU)   Segway

「う〜〜〜。寒い寒い」
御寝夢な鴨
 木曜日。朝起きていつものConference Centerへと歩みを進めると――ホテル前の噴水で、鴨が気持ち良さそうに寝てました。自分の羽根に嘴を突っ込んで、それはそれは気持ち良さそうに。良いなぁ、鳥は自由で。
 所で、どうしてわざわざ首を捩じってまで羽根に嘴を突っ込んでるんでしょうか?コレって寝違えちゃいませんかねぇ?それとも、首の筋肉が発達していて、この程度じゃビクともしないんでしょうか?永遠の謎です(いや、永遠じゃありませんけどね)
 などと御託を並べつつ、木曜日のセッション開始。
Time Part Name Session Title Impressions and so on...
09:30

11:45
NX Routing NX Routing Systems - NX5 Product Update and Demonstration  そもそも、ルーティングって何? 講演を聞いてる限りでは、NX Open APIJournalingなどの自動化技術っぽくはあるんだけど―― でも聞いてる限りでは、やっぱり違うくも聞いて取れる。ワケ解からん。
 あとは、そだね。NX8までのスケジュールが書いてあったっぽいケド、何のスケジュールかは不明。
 デモのAVIもあったなぁ。何をしてたか全く解からんかったけど。
UG Routing Database Customization Wizard  ルーティングデータベースのアップデートについてゴチャゴチャと語ってたっぽいけど、何言ってたか全く解かりませんでした。アップデートの方法?アップデートした際の苦労話? 先ずは日本語を喋れるようになってからこの場に姿を出せ。話はそれからだ。
Routing Techniques - Good Ideas and Lessons Learned  この講演はキャンセルされました。なので、俺は一度ホテルに戻って、日本から持ち込んだカップラーメンを食べる事にしました。
 因みにこのカップラーメンを作る為に、ホテルの部屋に備え付けられていたコーヒーメーカーを使ってお湯を沸かしました。 が、コーヒーでの適温――なのであろう温度までしか湯温が上がらず、最終的には「沸騰するかしないかの瀬戸際」の温度でカップラーメンを作る事になったorz...
 味ですか?不味かったです。麺をバリバリ言わせながら食べてました。まぁ、それでも、初日食ったメキシカンピザよりも美味かったですけどね。
12:45

14:15
NX Design Bringing KF to Designer - 2.0  KFって何だ。KOFなら知ってるぞ。
 何か、C++のプログラムソースコードを見せながら話してたけど、見えない・読めない・言ってる事が解からないで意味不明だった。
   ♪言えない 見えない 聞けない 書けない それ故耐えられない 愛
成り行きの感情で(By The Mojas
 あ、後、プレゼンテーションで見せようとしたデモアニメが見えずに失笑を買ってました(笑)
Bottle Creation Demo  スケッチ平面にモデルの輪郭描いて、それを回転させて、どこそこで窪みを作って――みたいな、ボトル(ペットボトル)のCADデータ作成デモを延々としてた。
 蝶ツマラン。ってか、あのデモを聴衆の面前で実施する意味が解からん。実は、俺が英語を理解できなかっただけで、物凄い技術が含まれていたんだろうか……?
14:45

16:15
NX Weld Assistant  うん。気持ち良いくらい何してたか解からない。結局、何について語ってたんだろうね?
Using Sketch Driven Assemblies for Design Automation  スケッチ平面に書いた図面の寸法を変更すると、CAD3Dデータも変更されますよ、みたいな事を言ってたっぽいけど――それ、別にNX4以前からあった(寧ろ、NXの前進となったUnigraphisの時代からあった)。
 結局、何が凄かったのかなぁ?
 と、そんな感じでセッション終了。水曜日辺りから、セッションの内容が自分の知らない分野に突入していて、何を聞いても(゚Д゚)ハァ?になってます。英語なんて言語、一体誰が考えたんだ。英語だから当然英国人だから――ナポレオンか?!ナポレオン・ヴォナパルトが考えたのか?!(違います。ナポレオンはフランス人です)
 あ、そうそう。セッションがキャンセルになってヒマがあったので、少し会場内の風景を写真に収めました。折角なので簡単に紹介します。
Conference Center入り口・ホール内から Conference Centerの入り口
外から撮るのをすっかり忘れていました
仕方ないので、ホールからの風景をば
Conference Center入り口からの風景
で、こちらがConference Centerに入ってすぐの光景
一階の左手に並ぶ扉の中でセッションが催されています
参加セッションが無く空いた時間は、右手のテーブルで一休憩です
地下1階のランチホールと、その中央に解放されたネット端末 地下一階のランチホール
その一角には、ネット環境に繋げる端末が解放されています
因みに、昼時になると、このホールは人で埋め尽くされます
セッション開催のホール
セッションがキャンセルされたため人もまば
セッションによっては、立ち見客も出てきます
Conference Centerの床絨毯 Conference Centerの基調絨毯
初め見た時は「テレサ」に見えました
日を置くと「ザクレロ」に見えました
トイレの仕切りと床の隙間
アメリカのトイレ
少し見辛いですが、トイレの仕切りと床の隙間が大きく開いています
不用意に鞄を床に置くと、その隙間から置き引きされそうで要注意
 さて。セッション終了後、また海沿いへ移動。移動の目的は――Segway!!彼の小泉元総理も乗車経験を持つあの乗り物ですよ、奥さん。月曜日の散策中に、Segwayをレンタルできる店を見付けたので、今日はソレに手を出してみようと相成ったワケであります。
 さて、このSegwayですが、どんなモノかと言いますと、
Segwayとは?
※上動画は本渡米記録とは無関係なYouTube動画です
 概要としては、上記に記したようなモノです。まぁ、ご存知な方も多いかと思いますが、一応……。
 でまぁ、40$/hourでレンタルして乗ってみたんですが――いや、面白いね、コレ。俺はもうこのSegwayだけで今回の渡米は満足ですよ?昨日のHOOTERSとかもう、どうでも良いです。日本の公道で乗れるなら、そして個人購入が可能なら、三十万円でも手を出しかねない勢いですってば。誠に残念ながら、日本の公道では走れないし、法人向けにしか販売していないようですがorz...。
 まぁ、売ってもらえないのなら仕方が無い。多分、日本でもどこかにレンタルしてもらえる場所があるに違い無い――それを信じて、Segway関係の写真を紹介しましょう。
マップ Clickで大きな画像が表示されます Segwayでの移動マップ
赤矢印の位置から緑矢印の位置まで、水色矢印に沿って移動
Segwayで15分程度の道程でした
因みに、道中の@〜Cは、後述の写真の撮像位置を示します
※左の画像をClickすると拡大画像が表示されます
Segways
撮像位置:@
Segway×4
シンプルなボディだ
Aquarium of the Pacific岬(仮名) 撮像位置:A
Aquarium of the Pacificが在る岬(?)を撮像
岐路時に、Segwayを疾走させながら
自然を掻き分ける人工の遺跡
撮像位置:A
Downtown Marina岬(?)を撮像
岐路時に、Segwayを停止させて
大量にそそり立つ白柱
それを縫うように生える椰子(?)の樹
それらを睥睨するようにそびえ立つ高層ビルが
海原を掻き分けて、人工の美を醸す
ピューと吹くジョガー 撮像位置:B
ジョギングに興じる地元の夫婦(かな?)
岐路時に、Segwayを疾走させながら
QUEEN MARY号
撮像位置:C
終着地にて船舶を撮像
あ、この船の名前はQUEEN MARYなんだ
この画像では字が潰れちゃってますが
オリジナル画像では船舶名が帆先に描かれていました
 さて、このSegwayを乗ってみた感想ですが――まぁ、「面白い」ってのは先に述べたので、もうちょい細かく。
 こんな所ですね。後、走行中に撮った動画や、走行している姿を撮ってもらった動画もあったんですが、サイズ設定とかを著しく失敗したため、残念ながら見れたモンじゃないです。俺の「スーツ姿でランデヴー」な走行シーンを見てもらいたかった。

米国産スポーツドリンク?

トイレの洗浄剤
 で、この日はホクホク顔で帰宅し、就寝。
 最後に、初めて目にして以来ずっと気になっていた不思議なドリンクの紹介
 右図です。青色の――スポーツドリンクなのかな?味は、初期の頃のAQUARIUSを髣髴とさせる微妙な味わい。「飲める、ケド不味い」、そんな味ですね。
 で、俺が一体コレの何が気になったかと言いますと――ドリンク棚に置いてあるケド、コレって洗浄剤じゃね?内容物の青さと言い、キャップの無骨さと言い、絶対洗浄剤だって。
 ってワケで、試しにトイレに置いてみた。――ほら、違和感無い。
※この画像撮った後、青色ドリンクを飲みたくなくなったのは秘密ですorz...




2007/04/27(FRI)   Late Sleeper

 さて。PLM Worldもコレで最終日。前日は00:30就寝で、02:00に起床。その後またしても眠れなくて、結局06:00に漸く就寝できた。そんな中で09:30からセッション開始です。
 ま、良いや。この日のセッションはこんな感じ。
Time Part Name Session Title Impressions and so on...
09:30

10:30
NX Design The Power of the Spline. (surfacing without studio, mesh, sweeps, of thru curves)  
Just Where is the Spatial User Interface Headed?
Reverse Engineering with Scanned Data
11:15

12:00
Implementation of Direct Modeling Techniques for handling Imported Geometries and Making Fluid Models この講演はキャンセルされました。開催初日に配られた冊子に、赤字で
CANCELED
って印刷されてました。
 さて、気合を入れて朝起きて、目覚まし時計を確認して――
    10:20 >>> Σ(゚д゚lll)?!
 寝坊しましたorz...。まぁ、どうせ起きてても英語が解からなかっただろうし、結果は変わらないんでしょうけどね。ケド、やっぱりヘコみます。仮にも会社の金で出張しているワケですからね。結果が伴わないのは仕方が無い――って言う自己弁護の考えもNGなんですが――ケド、寝坊だなんてアンタ、あまりにも自覚が足りなさ過ぎません?はい、ごめんなさい。
 悔やんでも仕方が無い。反省だけは確りして、また同道者と合流しました。

 この日は、俺を含めて3人が10:30でセッションが終了しましたので、差し当たり三人で行動。かねてから気にしていたWhale watchingに参加する事にしました。
 クルーザーの搭乗券を購入して時間まで時間を潰し、12:30頃にクルーザーに乗り込み、鯨を探しに海洋へ出発です!!
クルーザーを見上げる乗客たち この日乗り込む事となるクルーザー
それを見上げる他の参加者達
『ちびくろサンボ』は放送禁止
クルーザーの前で、ひたすら樹の周りでサークリングする子供たち
あまり回り過ぎるとチーズになっちゃうぞ?
クルーザーの上から クルーザーの上から、QUEEN MARY号を見上げる乗客たち 遥か...
遠くに霞むアメリカの地
余りに広い海原に、大地の恵みは届かない
海面疾走 海原に残す足跡
振り返るな、俺の心 揺れるな、俺のこころ
迷いは決意の炎を燻らせる――!!
カモメ Clickすると空が広がります
青空を飛ぶカモメ
このままだとあまりにも画像がショボいので
青空バックの元画像も用意しました
※右の画像をClickすると、青空画像のカモメが見れます
見詰める少年 船の縁から海面を除く少年
果たして、少年が見たものは――!!
少年が見たもの
(続き)
まぁ、船が水面を揺らして作る波だけですけどね
――ちょっとだけキモいなぁ……
ホエール・シーカー 鯨を探すおっさん
鯨って何を印に探すのかな?
吹き上がる潮?偶然海面に浮かぶ姿?
俺はてっきり、魚群探知機でも使ってデジタルに探すモンだと思ってたんだが……
オバー・ザ・ホライゾン
おっさん必死の捜索にも関わらず
見えるのは水平線だけ
人工物の上でお昼寝♪ 優雅にお昼寝 アザラシーズ
クルーザーが近くに停止しても慌てず騒がずお昼寝三昧
慣れてるのかな?
みんなで日向ぼっこの図 Clickで全体像が表示されます
遠く対岸で日向ぼっこ
汚い海でも気にしない〜〜〜
右図は全体像の一部だけ
全体像も用意したので、そちらも参照ください
※右の画像をClickすると、全体像が表示されます
 この日、2時間強のクルージングにも関わらず、結局鯨を見付ける事ができませんでした。唯一、アザラシを見る事が出来たのが収穫ですが――別に、高い金払ってまで見るものでも無いしなぁ……。まぁ、海の上、風を感じて漂うのも(漂流じゃなければ)悪く無かったですけどね。
 因みに、同道者の一人は、船酔いで軽くヤられてました。――俺?俺は乗り物酔いした事ありませんよ?


 さて。鯨を見る事が叶わなかったホエールウォッチング終了後、一人残した同道者と合流。そのまま路面電車に乗って亜米利加映画の聖地・HOLLYWOODに行ってきました。っつっても、行って何か目ぼしい事したのか?と言われるとそうでも無いんですが――誰だ?「今の今まで、何か目ぼしい事を一つでもしたのか?」とか首を傾げる輩は。誰にも言わないし皆目を瞑ってるから手を挙げろ。
HOLLYWOODの街並み 取り敢えず、電車を降りてすぐの場所 チャイニーズ・シアター Clickで全貌が表示されます
HOLLYWOODChinese Theater
世界的に有名らしいですが、この日記用にGoogleググるまで知りませんでした
※右の画像をClickすると、全体像が表示されます
スパイダーマン 街中を闊歩していたスパイダーマン
一般市民パンピーのコスプレかサンドイッチマンかは不明
写真を撮ったら近付いてきて肩叩かれた
何か英語で話し掛けられたけど、全く解かりませんでしたので固まってました
――ちょっと、英語を真面目に勉強しようと思った一コマでした
ダースベイダー Clickで拡大写真が表示されます
逆光な上 縮小されて解かり辛いですが、ダースベイダーズ
※右の画像をClickすると、拡大写真が表示されます
手形・足形 コレも有名だそうですね
著名人の手形と足形のセメントタイル
左画像の署名が誰のモノかは、俺は知りません
関係無いけど、『手形足形』って書くと妖怪っぽい
名前入り舗装タイル
こっちも有名だったりしますかね?
有名人の名前入りの舗装タイル
コレは俺でも知っている、伝説的コメディアン・チャップリンですな
HOLLYWOOD HOLLYWOOD名物 ハリウッドサイン
遠くから見ただけなので、とてもショボショボです
※右の画像をClickすると、全体像が表示されます
香の100tハンマーが今日も唸る!
なんかCITY HUNTERが根城にしてそうだったので
それ以上の意味は無いです
ギターフリークス 土産物屋で見付けた奇天烈な置物
等身大です
売り物ではなさそうでした(要らないケド)
見下ろす夜のハリウッド
ビルから見下ろすハリウッド
夜街のイルミネーションには
また格別な味わいがあります
※右の画像をClickすると、全体像が表示されます
 この日は足を棒にして色々と歩き回りました。ただ、なんとなくイメージしていた「映画の聖地」と言う印象は無かったですね。寧ろ「土産物やがひしめくショッピングモール」みたいな街並みでしたね。もしかしたら、降りた所が本気のHOLLYWOODから離れていたせいかもしれませんが……。
 で、その中で一つ事件が。
 俺は煙草吸わないのですが、同道者2名が煙草を吸うんですよ。で、街中で煙草吸ってると――良いのかなぁ?――、「火をくれ」とか「煙草くれ」とか、結構皆さん当たり前のように話しかけるんですよね。流石自由の国アメリカ。
 で、その時もまた、同道者が煙草を吸っていると、ネグロイド系の陽気な兄ちゃんが寄ってきて「煙草をくれ」と言っていた。で、それから少し何やら話しこんでいたんですが、途中からカタコトの日本語で会話が進められる事となった(兄ちゃんが少しだけ日本語を喋れるようだった)。
 で、同道者が煙草を吸ってる間暫く話してたんだけど(俺は聞いてただけ)、その兄ちゃんがビックリ発言。

兄ちゃん「タイマー、アルヨ。イラナイ?」

 ――タイマー?時計っすか?と思ったのも一瞬。続く言葉に別の可能性が秘められている事が気付く。

兄ちゃん「ベリベリキモチイイヨー」

    タイマー≠Timer
    タイマー=大麻
    >>> Σ(゚д゚lll)麻薬?!

 4人が4人とも「ノーノーノー」と丁重に断って、その場を後にしました。その間 兄ちゃんは、

兄ちゃん「メチャクチャキモチイヨー」
兄ちゃん「ココニホンチガウネ」

 と必死でした。待て待て、場所の問題じゃねぇ!!会社の仕事で渡米して麻薬吸ってって、クビチョンパ確定じゃん!!まぁ、そうじゃなくても吸いませんけどね。そもそも嗜好品なんて煙草も吸わないのに、一足飛びで魔薬なんてとんでもねぇ……(←そう言う問題でも無いケド)。
 平和にアメリカ生活送ってて気にしなかったけど――アメリカ怖い。


 その後、テキトーに土産物屋を回ってウロチョロしてから、夕飯にカリフォルニアピザを食べました。
 で、良い時間になった所で、皆が「そうだ!ストリップに行こう!!」と言い始めました。三人はノリノリだったですけど、俺は正直そのテの場所は好きになれないのでイヤでした。なので、都合良く手持ちが無くなったのを理由に辞退しました。まぁ、そしたらそれで、ストリップ行き自体がお流れになりましたけどね。――無理に合わせてもらう必要は無かったんだけどなぁ……(まぁ、会社からのお達しで、「四人全員で行動する事」とはことづかっていましたが、子供でも無いし……)
 因みに、カリフォルニアピザを食べてる時点で、俺の手持ちは既に足りませんでした。仕方ないので同道者に借りましたorz...。借りた金は、$1.00=\150と、相場より高目にして日本円で返却しました。
Hilton long Beachの部屋から:其之肆
宛がわれた部屋からの風景。その4
炎のように燃える情熱の街
 そんなワケで、帰りはもう電車はイヤなので、タクシーで帰りました。
 ホテルに戻って翌日の帰宅準備を済ませて就寝です――の前に、最後にロングビーチの街並みを、と思い、宛がわれた部屋から一枚パシャ。
 しかし、コレでアメリカも見納めかと思うと寂しく――なりませんでした。寧ろとっとと日本に帰りたいです、清々します。
 ってワケで、そのまま就寝。でもこの日は02:00まで眠れなかったので寝付くまでが大変でした。なんだろうね、スプリングの利いたベッドじゃ眠れない体質なんですかね?困った困った。まぁ、それも今日までだけどねぇ〜〜〜。




2007/04/28(SAT)   I'll be Back!!

 いや、俺自身の腹積もりとしては「戻ってきたい」とは思ってませんけどね。まぁ、また出張で来る事になるんだろうな、と。
 さて、今日でアメリカの地ともオサラバです。起床後荷物を纏めて部屋を出ると、ドアの下の隙間に見慣れる紙が――伝票ですね。領収書・請求書、と言った方が正しいでしょうけど。
 軽く目を通して、目が眩みました。請求金額が$1,027.75。日本円で約\123,330$1.00=\120換算――参考【Yahoo!ファイナンス - 外国為替換算】)。高い――いくら会社から請求するとは言え、高いなぁ……と。因みに内訳ですけど、以下のようになってました。

  04/22/07 04/23/07 04/24/07 04/25/07 04/26/07 04/27/07 STAY TOTAL
ROOM & TAX $335.95 $0.00 $0.00 $0.00 $335.95 $335.95 $1,007.85
MISCELLANEOUS $9.95 $0.00 $9.95 $0.00 $0.00 $0.00 $19.90
DAILY TOTAL $345.90 $0.00 $9.95 $0.00 $335.95 $335.95 $1,027.75

 正直、一部「??」って部分もありましたけど、そう言うモンなんだろうと思ってそのままフロントへ。因みに、MISCELLANEOUSは「雑勘定」で、部屋代以外で発生した料金ですね。アダルトビデオ視聴や、ルームサービスの利用などです――因みに、今回発生した料金は、主要キーが破壊されたキーボードでアクセスしたインターネット料金です。アレで料金を請求するのは暴利だし、アクセスする前に料金が必要なんてメッセージは書いてなかったのにズルい、とは思ったけど、揉めるのも面倒なのでスルーしました。――だから、アダルトビデオ視聴じゃないって言ってるでしょうが!!ホテルの払いは会社のカードから引き落とすんだから、そんな事できませんって!!「プライベートカードなら見るのか?」と言われると、回答は「はい」ですけど。
 まぁ、それはそれとして、ホテルのフロントでチェックアウト。因みにこの頃には、少々ならば(ホントに少しだけ)英語を聞き取る事ができるようになっていたので、一人で対応できました。慣れって凄い。
 チェックアウトを済ませてからロビーで他の連中の到着を待つか、と思っていると、既に一人スタンバってた。まだチェックアウトは済ませてないようだけども例の請求書は持っているらしかったので、暇潰しに見せてもらった。――$2,000 overでした。
 「はぁ?!」と思って俺の請求書と照らし合わせてみると、どうも俺の請求書では請求されていなかった2007/04/23〜2007/04/25までの部屋代が請求されているため、そんな金額になったようだ。俺はてっきり「一週間泊まるなら数日間無料」みたいなサービスでもあるのかな?と思ってスルーしてたんだけど……。
 暫し待つと、別の同道者も降りてきたので早速請求書を確認――やっぱり$2,000 overでした。更に待つと最後の一人も降りてきたので同じく確認――$300?!一日分しか勘定されてませんが?!
 コレがプライベートなら「儲かった。ラッキー」でスルーなのですが、会社のカードで引き落としとなると、皆が皆バラバラな請求しても後でゴタゴタが起きそうな予感。四人でゾロゾロとホテルのフロントへ出向く事になりました。
 まぁ、結果はホテル側の不手際で、全員$2,000 overが正解でした。そんなワケで、最終的に請求された料金は$2,035.59でした。
 その後ホテルのフロントでレストランの無料チケットを貰い――このチケットがデフォルトのサービスなのかお詫びなのかは不明ですが――、レストランで朝食。$2.50くらいを全部渡しておきました。コレが多いのか少ないのかは、俺の知る所ではありません。
 さて。現地の現金をゼロにした所でLAXに到着。搭乗手続きを済ませて飛行機に乗り込み、12:55以降は飛行機の中です。ゲームしてたか寝てるかくらいしかネタが無いくらい飛行機の中です。今回の飛行機は通路沿いの席になったので、とても楽でした。
 そして――どこで日付が変わったかも解からないような状態で日本に到着するのでした……。



2007/04/29(SUN)   I came back to Japan!!

 そして、成田空港に到着、17:00。LAXから運び込まれた荷物を受け取り、それをクロネコヤマトの宅急便で我が家に送り返して身軽になって、セントレア行き飛行機の搭乗手続きを済ませました。
週間少年ジャンプ21号
週間少年ジャンプ21号
 次の飛行機が19:10。なので、一週間溜まりに溜まった週刊誌を読み干す事に決定。
 先ず、真っ先に週間少年ジャンプを買う。そして読む!!
 おお!!表紙が『ToLOVEる』だ!!オサレ戦隊『BLEACH』マンにグリムジョーが居る!!『幽遊白書』が載って無い!!何より――「SHONEN JUMP」では無く「少年ジャンプ」!!日本語だ!!すげぇ!!すげぇぞ日本!!富樫先生の連載が読めるのはSHONEN JUMPだけだ!!(違)
 まぁ、取り敢えず、読み干す――但し、俺はこの時、この奇跡にも等しい異変に、全く気付いてはいなかった……
 。で、そのまま読み終えたらヤンマガを立ち読みする。途中、M.Hから連絡入ったので、四日市に着き次第何かするかと話をする。
 そのしたら丁度良い時間になったので、搭乗手続きを済ませてセントレア行きの飛行でLet's goセントレア!!但し、搭乗前に週間少年サンデーと、週間少年マガジンを購入することは忘れないぞ?!
 飛行機の中で2雑誌を読み終えた頃、漸くセントレアに到着。――やっぱり、新幹線使った方が早いよなぁ……とか言う不満はさて置いて。荷物を宅急便で送り返した俺は、飛行機からの荷物待ちも無くそのまま他三人と別れて岐路に着く。
 流石に帰りはバスも電車もあるのでタクシーは使わない。
時刻表
Clickで全体が表示されます
 バス乗り場を探して右往左往しつつ、見付けたバス乗り場。時間は20:50ちょっと前。セントレア⇒四日市駅間のバスは何時かなぁ、と時刻表を確認――どれだどれだと30秒程探してから漸く発見。<BR>  え〜〜と。20:50――ナニィ?!今の時間は確か20:50ちょっと前――!!ヤベ!!もう出るじゃん!!乗り場は?!どこに書いてあるんだ――2番乗り場!!急げ俺!!光の速さで駆け抜けろ――
    無常にも、バスは俺の目の前で出発しましたorz...
 まぁ、逃したモンはしょうがねぇ。また30分くらい待てば良いだけだ。
 悔しいながらも時刻表で次のバスを確認。――22:00
    (ノ`Д´)ノ┳┫┻┣__┻ンなにも待ってられっかぁ〜〜〜〜!!
 仕方ないので計画変更。M.Hに連絡を入れ、桑名まで迎えに来てもらう事にしました。ド畜生。
 桑名までの道中ヒマだし、残った週刊誌である週間少年チャンピオンでも買っておくかと、空港内のコンビニに足を伸ばす。
週間少年ジャンプ22・23合併号
週間少年ジャンプ22・23合併号
 チャンピオンは何処に?と探して見付けた。手に取ってその隣には、ジャンプが置いてあったのですが――?! そこで違和感。表紙が――『ToLOVEる』じゃない?!ここで俺は日本の暦を思い出す――2007/04/30(月)=週間少年ジャンプの発売日って祝日じゃね?!
 そうです。実は2007/04/28(土)に、ジャンプが発売しているハズだったんです!!恐る恐る手に取るそのジャンプは、まさかの22・23合併号!
 そうなんですよ。実は成田空港でGETしたジャンプは、本来ならば店頭から破棄されていたハズの先週号!!何故それが空港内とは言え、日本の首都・東京都の店頭に並んでいたかは知りませんが、偶然にも俺はソレを手にし、読んでいたのです!!いやぁ。奇跡って――起きるモンなんですね?(安っぽい奇跡だな)
 そして俺は桑名行きのバスに乗り、桑名駅でM.Hに拾ってもらう事で、このアメリカ旅行に終止符を打つのだった。




######## Summary ########

 さてはて。今回の渡米記録は以上で終了です。この渡米を終えて思った事を、簡単にですがまとめてみたいと思います。
  • やっぱり、英語は大事です。特に海外と繋がりを持つ仕事をしているならば!!
  • やっぱり、パスポートは大事です。特に海外と繋がりを持つ仕事をしているならば!!
  • アメリカは、思ったよりも治安が良い(少なくても観光地は)。
    だからと言ってもやはり危険は潜んでいるので、注意が必要。
  • Segwayサイコー
  • アメリカ流の「チップ」がどうしても理解出来ない。チップが欲しいなら、それも含めて代金に含めるべきだ。
  • 料理の盛り付けが、アメリカンで大雑把なのには萎えた。
  • やはり、住み慣れた国・日本が一番落ち着きます。
  • 太陽に限って言えば、アメリカの方が綺麗だった。
 まぁ、英語の重要性も認識できたし。コレで英語の勉強にも身が入ります。――いやね、大事なのは重々承知だったんですが、予想通り「それを体験しないと動かない」性格だったんで。でも、コレを機に真面目に勉強したいと思います。


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 最後にオマケ。
 アメリカで撮った「逆光コレクション」をお届けします――俺、「逆光」って大好きなんです。直射日光は嫌いだけど。
※コレは完全に自己満足のコレクションです。お客様の嗜好に合わなくても勘弁してください。――まぁ、今までのも全て自己満足以外の何物でもないのですけどね……。

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