2001/09/27(THU) - 2001/09/28(FRI)
講座旅行

 赤福!!
ジョカニーナ(以下:ジョカ)「あかふくゥ〜」
 伊勢海老!!
ジョカ「いせえびィ〜」
 麻雀!!
ジョカ「まーじゃん〜」
 ボーリング!!
ジョカ「ぼーりんぐゥ〜」
 と言えばァ?!
ジョカ「言えば?」
 解からずに人の後に追従するなああァァァ!
ジョカ「良いじゃん、別に」
 ああ、別に構いはしないさ。ってなワケで、講座旅行行ってきました。
ジョカ面白オモロかった?」
 う〜ん。正直、一日目はそれなりに、二日目は蛇足だった。
ジョカ「ふ〜ん。それじゃ、折角だし順を追って語ってよ。どうせ暇でしょ?」
 解かったよ。まず初日。朝10:50。集合!!
ジョカ「しゅうごうゥ〜」
 予定通り定刻通りの出発にはならなかった。
ジョカ「予定通りなら問題無いじゃん」
 問題は無い。無いけどさ、わざわざ朝早く起きた定刻通りに集合場所――っても、研究室のある棟の前だけど――に集合している俺が、何て言うのか間抜けじゃん。損したみたいでさ。
ジョカ「そう言うふうに思い始めるようだと、人間そろそろ駄目になる前兆だよ」
 む……気を付けよう。
ジョカ「そうそう。他人はどうあれ、自分だけは誠実に生きないとさ。世の中の人間って言う者が、どんどんどんどん腐っちゃうからね」
 俺は既に腐ってるけどな。次。研究室のD2Doctor 2:博士後期過程2年)の先輩の車に搭乗して、いざ行かん第一目的地伊勢神宮!!
ジョカ「いせじんぐうゥ〜。って言えば、八咫鏡とか天照大御神が奉られている所だよね?」
 そう。でも、おかげ横丁(地名)で昼食取る為だけに立ち寄ったんで、ちょっと残念。そう言えば、あの周辺には「月読宮」「月夜見宮」ってのがある事を知った。充分な余裕が出来たら(多分、無事卒業できたら)一度参拝に行ってみたいと思った。
ジョカ「好きだよね、そう言うの」
 応。因みに、昼食は伊勢饂飩うどん、稲荷寿司、赤福(餅)だった。あと、赤福(店)の前で鴨と家鴨あひるを発見。鵞鳥がちょうかもしれなかったが。
ジョカ「それくらい見分けなよ」
 良いの良いの。で、次。天の岩戸!!
ジョカ「あまのいわとォ〜。は、天照大御神が素盞鳴の狼藉に恐れを成して引き篭もった洞窟の事だよね?アリスが今回一番興味を示した所」
 そう。そこに着くまでに一度道に迷った事は一先ず秘密にしておいて、天の岩戸に着いてびっくり仰天。
ジョカ「何に?」
 っちェ!!今までの想像ではもっとこう、人が入れるくらい大きな洞窟想像してたのにさ、ダックスフントが入れる程度の大きさの洞穴見せられて、一体どうしろって言うの?!って言うか、日本初の引き篭もりヒッキーって、こんなにも小さかったの?!何て言うのか、期待が大きかっただけに、この落胆は凄まじかった。
ジョカ「あのさ……仮にも日本の総氏神に対して、失礼だよ?」
 五月蝿い。それだけ俺は意気消沈したんだ。本当なら天の岩戸に――入れたら――入って時間潰すつもりだったけど、悔しいから歩いて5分程度の所にある「風穴」に行く事にしちゃった。
ジョカ「かざあなァ〜。って、あの何でも吸い込む法師様の掌の事?」
 「ふうけつ」と読め、この馬鹿。冷たい風が洞穴――これも天岩戸に負けず劣らず小さいのね――から吹いてくるの。気持ち良かった。おかげでちょっと気分は晴れた。
ジョカ「良かったじゃん」
 そうだな。そして次。そのまま磯部町に向かって次なる目的地おうむ岩!!
ジョカ「おうむ岩〜。って、何?」
 俺は初め、鸚鵡の形をした岩かな?とか思ったけど、違った。何でも「語り場」と「聞き場」ってのがあって、語り場から発した声が聞き場の正面にある巨大な一枚岩に反射して、聞き場に聞こえるって言う、「鸚鵡返し」効果を持つ岩の事だった。
ジョカ「ふ〜ん。感想は?」
 最悪。だって、小声で喋ったら当然聞き場まで届かないし、だからと言って大声で喋ったら、おうむ岩の在る無し関係無く聞こえるし。全然意味なかった。アレがどうして観光名所なのかが不明だ。
ジョカ「ひどい言い様だね」
 仕方ないだろ、事実なんだから。そして、そのおうむ岩がある山の頂上の展望台!!
ジョカ「てんぼうだいィ〜」
 どうでも良いが、さっきから鸚鵡返しが鬱陶しいぞ、貴様。
ジョカ「まぁまぁ。そこの景観はどうだったん?」
 う〜ん。生憎とその日は曇っていたから遠くまで見る事が出来なかった。でも、風が涼しくって、展望台として以外の所で満足でした。
ジョカ「うん。それは良かった」
 で、最終目的地でもある渡鹿野島。
ジョカ「わたかのしまァ〜」
 喧しいと言うのに。そこは本州から外れた小さな島だから、移動手段がフェリーに変更。久しぶりの船だったけど、あまり感慨は無かった。
ジョカ「そして到着〜」
 旅館「浮島」。
ジョカ「うきしまァ〜」
 到着早々釣りに行く。餌のゴカイが百足ムカデみたいにウネウネウネウネ気持ち悪かった。それでもやっぱり男の子だし、女の子みたいに悲鳴を上げるワケにもいかず、手掴み&体千切り&千切ってもまだまだ生命力溢れるゴカイを釣針に引っ掛ける作業を行なう。黙っていたらマジで気持ち悪くなりそうだったから「気持ち悪い〜」とか「三つに切っんだから大人しく死んでろ〜〜」とか気を紛らわしながら作業をしてたら、M2Master 2:博士前期課程2年。同年)の一人に「うるさい、黙れ」と言われた。
ジョカ「う〜ん。ちょっと可哀想だね」
 同情してくれるのは嬉しいよ。役には立たないけどな。
ジョカ「気持ちの問題だよ。で、釣果は?」
 ゼロ。英語で言うとNothing
ジョカ「ゼロも英語だろ?」
 揚げ足取るな。結構良い感じに食い付いて来るんだけどね。餌だけ取られて終わった。45分くらいやっても釣果が上がらないから旅館に帰りました。
ジョカ「他の人達は?」
 釣り前半戦は皆様方0だった。
ジョカ「前半戦って事は、後半戦もあったの?」
 あったの。それはまた後のお楽しみとして、そのまま御夕飯タイム。
ジョカ「おゆーはんたーいむ!!どうだった?美味しかった?量は?」
 何だ、突然元気になって?基本的に海の幸だった。刺身も鯛とか色々(鯛以外の刺身の種類をよく覚えていない)。ちなみにメインは伊勢海老!!
ジョカ「そう、それ!!美味しかった?美味しかった?」
 食い意地の張ったヤツだな。ああ、美味かったよ。海老なんだけど、触感は寧ろ魚に近かった。身は大きかったけど数が少なくって、残念ながら一人一切れだけだった。何て言うのか、「メシなんて食えりゃそれで良い」って俺でさえ、\12,000払っても良いから、機会があればもう一度食べたいと思ったくらい。
ジョカ「ああ……御土産無いの、伊勢海老の?!」
 無いよ。あっても家で自分で食うわい。
ジョカ「あう……」
 量も多くて、腹10分目は食った。で、その後は釣り後半戦、夜釣り。
ジョカ「夜釣り〜は、何を釣るの?」
 釣果0の俺に聞くな。因みに、後半戦は俺は魚釣りには不参加。
ジョカ「あれ?」
 代わりに蟹取りに燃えた。たった3匹取るのに1.5時間は掛かったけど、久し振りに楽しめた。
ジョカ「それで?」
 風呂入った後はLet's go 雀荘!!
ジョカ「雀荘?!そんな『島』って言うような所に在るモンなの?」
 いや。M2のヤツが麻雀を2セットも持ってきててさ。M1部屋を強制徴収して雀荘にしてた。
ジョカ「可哀想に……」
 大丈夫。代わりにM2部屋を寝床提供したから。
ジョカ「あ、じゃァ良いや。で、結果は?」
 負け。だけど、面白かった。何て言うのか、この日の俺はドラが乗る乗る。東一局目から、得意の風牌ファンパイオンリー上がりを目指して南を鳴いたけど、やっぱりそれだけじゃ寂しい。思わず「かんドラ乗せてェ〜」とか戯言ホザいてマジで南自模ツモって驚きながら、槓ドラめくれば東出して、そのまま役一ドラ四で上がってみたり、發立直リーチに裏ドラ乗せたり、一番凄まじかったのが混一色ホンイツ対々和トイトイに何気にドラ二も付けたり。しかも、最後の勝負でハコらされる直前の南ラスで、「ハコらされるくらいなら安手で上がって、1,000点でも取り返しとこ」とか、物凄く後ろ向きな立直(一応ドラ一だけ付く)オンリーで上がってみたら、裏ドラがプラス二されて満貫届いたり。勝負には負けたけど、ドラ爆が出来て気分良く眠りに就きました。って、聞いてるか?!
ジョカ「んあ?ああ、何?」
 ……まァ良い。取り敢えず、22:00-25:00まで続いた麻雀に区切りを付けて就寝した後、朝。
ジョカ「あさァ〜。朝食は?」
 普段食べて無いから、なかなか腹がメシを受け付けないけど、強引に腹に詰め込んだ。内容は詳細までは覚えて無いけど、前日の夜釣りの釣果が出されていたらしい。俺の蟹も捌かれていたんだろうけど、どれがどれだか解かったもんじゃない。
ジョカ「ま、仕方ないじゃん」
 そう言われると返す言葉も無いわい。で、その後島内の渡鹿野園って広場に行って、各自勝手に遊ぼう企画。
ジョカ「じゆうこうどうきかくゥ〜」
 勝手に名前を変えるな。別にどうでもいいんだけど。そこでも見事に予定が変更を余儀なくされる。
ジョカ「どゆふーに?」
 本当はさ、ドッヂボールしたかったんだよね。ケド、聞いていた程広さも無く、もっと小人数でグループに分かれて別な遊びをしてた。俺は悔しさのあまり不貞寝。
ジョカ「もっと健康的に遊ぼうよー」
 人の勝手だろうが。でもね、その広場自体が高い所にあって、しかも海に面した所で、風が極限まで気持ち良かった。少し曇っていて太陽も無いから涼しい。仰向けに空を見上げればトンビがピィ〜ヒョロロ〜と鳴きながら飛んでいるし。偶には外での昼寝も良いもんだ。
ジョカ「良いのかなァ」
 良いんだ。で、そろそろキータイピングにも疲れて来たしあとは大した事してないモンでちゃっちゃと話進めると、12:00頃にフェリーで内地へ上陸、そのまま鳥羽水族館周辺のメシ屋にて各自昼食、で、津に舞い戻って16:00-18:00まで津グランドボールにてボーリング。絶対このボーリングは蛇足だって。講座旅行に組み込むなよな。
ジョカ「ブツブツ文句言ってないで。アベレージはどうだったの?」
 ん。2ゲームやって77, 81。アベレージは79。凄いだろ?
ジョカ「……」
 沈黙するな。
ジョカ「だって、あまりにも情けないじゃん……」
 人には得手不得手ってモンがあるんだよ。
ジョカ「じゃ、聞くけどさ。アリスの得手って?」
 ……その後ボーリング場にて現地解散。そのまま研究室に戻って講座旅行終了〜。
ジョカ「得手は?」
 そんなこんなで、長々しい俺の日記に付き合って戴いてアリガトね〜。
ジョカ「お〜い。ま、良いか。自己紹介が最後になりましたけど、僕は元企画倒れ小説・現リレー小説『Quarttette』よりジョカニーナでした」
 日記の最後が御座なりで御免なさいねェ〜。だって、疲れたんだもん。

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